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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■我が好き避け論 その2

自称、「好き避け」研究家でもあるBJのぶです(笑
一体なんぼの分野に首突っ込んでんねん!?と思われるかもしれへんけど、まあ「色んなこと」に首を突っ込みたくなる性格(タチ)っちゅーのもあるんやけど、女の子の知人友人からそういう話を聞いたりしとったら、自然に興味を持ってくるもんです。

「好き避け」って何ぞや?
というと、人は誰でも他人のことを好きになります。
人を好きになると、「相手に好きになってもらおう」と色々アプローチをかけます。
相手がそれに気づき、相手も好意に対して何らかのアクションを起こす。
それがプラスのアクションやと二人の距離はどんどん近づいていき、そしてカップル成立。
サラッとは書いては見たけれど、これが本来、というか通常の恋愛のパターンです。

せやけど、それが出来へんという人もおります。
自分に極端に自信がないせいで、
「私なんかがあなたのことを好きになってごめんなさい」
とか、無駄にプライドが高いのかプライドのベクトルが変な方向に向いとるのか、
「私があなたのこと好きなんてあり得ない、認めない」
と自分の心に素直やなかったり、はたまた職場恋愛でよくあるように、
「周りに(相手のことが)好きなことを知られたくない」
というパターンなどなど、色んな理由で相手を避けて接触を拒もうとします。
好き避けをする人って、まあ人それぞれやとは思うんやけど、俺の研究(?)によると共通する部分は、
「”自分が”傷つきたくない」
の一つのキーワードに行き着きます。
かつて信じとった異性に裏切られて異性不信になったとか、自分に病的に自信がないとか、上に書いたよーに理由は十人十色やけど、いろんな話を見たり聞いたりしとったら、結局「傷つきたくない」という一言で片付けられることに気づきました。相手のことが好きでも、結局自分を守る自己防衛本能が強すぎる、過剰に作動してしまうってことですね。

せやけど、これだけは言うとくと、避けてる方は色んな悩み・葛藤などがあるんはわかるけど、避けられとる方からしたら「避けられてる」という行動しか見えへんこと。
避けられてる人を追うほど、人はそれほどヒマやありません。ホンマに相手がヒマやったら別にええけど(笑
好き避けしとる人の中には、自分は徹底的に相手を避けてるのに、それでいて「相手から来て欲しい」と思ってるパターンもあります。おいおい、普段は追って来る人間をストーカーやらセクハラやら言うといて、そういう都合のええ時だけ「来て欲しい」かい、おめでたい奴らやなと、顔文字で表現したら ┐(´ー`)┌ な感じになってまいます。
恋といふものは人間までも良い意味でも変えるけど、ベクトル一つ間違えたらとんでもない方向にも行くんやなと、第三者として冷静に見てみると色んな面が見えてきます。恋はある意味動物としての本能でもあるさかい、悪い意味でも本能が出てまうんやろな。
また、避けといて「私の気持ちを察して」なんて言う輩もおるけど、自分はできへんのに相手にエスパー並みの超能力求めんじゃねーよと(笑
特に女性は中国の文化大革命の「造反有理 革命無罪」(反逆するのは理由がある。革命のためには何してもいい)ならぬ「好避有理 恋愛無罪」的な考えをする人が多くて、どんなに人間的に最低なことと思ってても、「恋してるんやから仕方ない」と思ってまう傾向があります。
更に女同士やと
「うんうん、それわかるわ~」
とそれを容認してまう傾向もあります。
「○○ちゃん頑張ってるのに気持ちわからない相手がバカだよね」
という会話も実際に聞いたことがあります。いやいや、バカなのはあんたらやろうと(笑
容認してまうと相手も
「それでええんや。私は悪くない」
になってしもて、好きな人に対する態度を改善しようとせーへんようになります。相談する、他人に話すということは改善する絶好のチャンスやのに、自らそのチャンスを潰しとるということで。
そして、その恋はいつの間にか終わりを告げる。待ってるんは悲劇だけです。
自分から恋して、自分から逃げて、自分から壊す。
これを俺は「自己破壊型恋愛」と勝手に言うとります(笑

ウダウダ書いてみたけど、それがいわゆる「好き避け」で、ネット用語やさかいこの言葉は初耳でも、「あ!それわかるわかる!」とか、「昔やったことがあるな・・・」と心当たりがある人もおるはずです。


せやけど、「好き避け」と恋愛における「ツンデレ」は、けっこう似とるさかい混同することがあるけど、似とるようでちょっと違うとこがあります。
「ツンデレ」は、その場に好きな人以外の誰かがおったら、ツンデレの「ツン」を発動させてそっけない態度を取る。ひどい時には好きな人の存在なんてその場におらへんかのように華麗に無視(笑
せやけど、二人きりになったらツンデレの「デレ」が来て本心を出せる。
せやけど、「好き避け」は二人きりやろーが他に人がおろーが、態度はほぼ同じ。
あとは、好きな人に食事や遊びに誘われたら、「ツンデレ」は「別にいいわよ」と素っ気ないもののOKはする。せやけど、「好き避け」の場合は、「嫌われたくない」ため本来ない用事を作ったりして断ってしまい、千載一遇のチャンスを自分から潰したりします。
つまり、「ツンデレ」は意識のベクトルが周囲や、少なからず相手に向いとるのに対して、「好き避け」の場合はベクトルが常に、100%全力で「自分」に向いてる。少なくても心のベクトルが相手に向いてることはない、って感じですわな。

好き避け言うんは、人間の本能として持っとる自己防衛本能から出ることが多いさかい、本人は頭ではわかっとってもつい・・・というパターンが多くて解決も難しい生理現象であります。
「だって、やってしまうことだから仕方ないもん」と言う甘えも許しません。「やってしまう」ならやってしまう原因をそのオツムでじっくり考えてみろよと。何で俺が考えなあかんねん(笑
俺も色んな話を聞いて、時には相談にも乗ったりしてあれこれ考えとるうちに、読書しとったら一つの光明を見つけました。

誰かを積極的に愛するよりも、とにかく自分が愛されたいと望む人がいる。
どうして、まず自分が誰かから愛されたいのか。その深い理由は、ふだんから自分自身を信じきれずにいるからだ。自分が本当にこれでいいのか、今の自分の在り方に強い不安を持っているからだ。
だから、誰かから愛されることによって、自分はこのままでいいんだという安心を、少しでも得たいと欲しているのだ。

(ニーチェ)



『超訳 ニーチェの言葉』という、けっこう賛否両論な本からわかりやすい翻訳を引用してみたけど、その賛否両論はさておき、読み物としてはスラスラと読みやすい部類の本やとは思います。
少なくても、そこからニーチェに興味を持って、『超訳』やなくて本格的に彼の本を読んでみる良いきっかけの本ではある、と俺は楽観的に(?)判断しとります。

あ、そんなこと語るお題やなかったさかい、評論はここでやめときます。

要するに、「好き避け」する人は「自分は人を愛したい」より「愛されたい」が先に出る。
「愛されたい」ばかりに、それが「絶対に嫌われたくない」すり変わってしまう。
「絶対に嫌われたくない」ためにはどうするか。
そうや!好きな相手と接点を持たんかったらええんや!と恋のベクトルを間違った方向に向けてしまう。
よって避ける。
これを、理屈やなくて、人間の本能から来るsomething(何か)からやってしまうから、「好き避け」って厄介なんですよね。

せやさかい、「好き避け」を勝手に発動してしもて、自己嫌悪に落ってる方、「愛されたい」というスイッチを「愛したい」というスイッチに切り替えてきてはどないでしょ?
理屈屋の俺が言うのも何やけど、頭で「そんなの無理」と決めつけるより、まずは"impossible"という指令を送りつづける頭を切り替えて、"possoble"という指令を送りつづけてはどうでしょう。
そして何より、恋してる自分を好きになってあげる。特に自分に自信がない人は「自分が嫌い」と自己嫌悪になっとる自分がおると思います。
自分に自信がない。よって傷つきたくないからといって、人を傷つけてもいいという道理は成立しません。それこそ男として絶対に納得いかない女心、「恋愛無罪」な考えです。
そして何より、自己嫌悪という根っこの腐食を浄化せーへん限り、好き避けのジレンマは解決せーへんと思います。最後は「自分が傷つきたくない」あまりに「人を傷つけてしまう」ことになり、余計に自分が嫌いになり、その負のスパイラルから抜け出せなくなってまいます。
まずは自分を愛する、好きになってあげる。理由は要りませぬ。「甘党な私が好き」って無理矢理理由をこじつけても結構(笑

数学が苦手やのに理屈屋の戯言を片付けるか、それとも「やってみよう」と意識改革をするんか。
それは人の勝手やさかい意見を強制はせーへんけど、「好き避け」で行き詰まっとる人が「これや!」というふと筋の光になればええな~と思います。
それが出来へん方は、理屈屋が机上の空論をかましとるわ、とスルーして下さい(笑
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コメント

■ 

のぶさんへ

30代女です。のぶさんの知恵袋からこちらのブログに来ました。
好き避けとツンデレ、職場にいる男2人がまさにそれです。
プライドの高さの裏には、自己不信という真逆の心理が働いてるんですね。
避けられた方は、すごく傷つくのに、彼らは自分の事で精一杯なんですね。

のぶさんみたいな相手の気持ちを考えられる、大人の男の人いいですね。

奈良県民より


2013/02/23 URL 名を名乗れアホ #- 

■ まさに、自分です(汗)

「せやけど、それが出来へんという人」←これ、まさに自分です(汗)自分が傷つきたくない、嫌な思いをしたくない、振られたくない、という現実を見たいないばかりに、紹介されていたような恋愛観でした。読んでて苦しいですが、何度も読み直してそんな自分でも受け入れられるよう、前進したいと思います。

■ Re: 好き避けの論理

>難波のやっちゃんさん

>  国家間でも云えることなんでしょうか?

いやー、あるっちゃあるかもしれまへんで(笑
イギリスとフランスなんかお互いが「ツンデレ」みたいですし。
せやけど、「好き避け」はある意味日本人特有の症状かもしれませんわ。外国人(特に欧米人)と恋話しても「そんなの理解不能」って言われるし、好き避けを理解してもらうのはほぼ不可能です。

> 愛憎半ばする国民と外交下手な政府…
> 世界を股にかけワールドワイドなのぶさんは“領土問題” どうお考えでしょうか…

昨今の領土問題ですけど、もう日本国民としては言うことはありません。
というか俺は強硬派ですよ、北方領土も「返すならクリル諸島(千島列島)全部返してもらう。ルール違反はあんたら(ロシア)の方だから」ですから(笑

日本の外交下手ですけど、幕末から明治はむしろ上手かったんですよ、いやマジで。
幕末のペリーのあれも、アメリカにやり込められたどころかむしろ逆に日本側窓口の林大学頭がペリーを理詰めにして矛盾を突かれたペリーの方が狼狽してましたし、明治の小村寿太郎は大河ドラマの材料にしてもいいくらいです。
最近だと吉田茂が上手かったですが、やっぱり戦後の「みんな仲良く」「ケンカはダメよ」を過剰にした教育が外交までダメにしてしもたんやと思います。
要するに、国内じゃそれでいいけど国際政治じゃそれは通用しない、言うべきことは言う、これを徹底せず言われるがままにされた結果、日本はMになっちゃったんですね(笑
2012/09/03 URL BJのぶ #- 

■ 好き避けの論理

 国家間でも云えることなんでしょうか?

愛憎半ばする国民と外交下手な政府…
世界を股にかけワールドワイドなのぶさんは“領土問題” どうお考えでしょうか…

チト飛躍が過ぎましたかね(汗)
2012/08/31 URL 難波のやっちゃん #x7SNgv4U [編集] 

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