のぶログ (THE WEBLOG WITH OSAKA DIALECT)

大阪人の、大阪人による、大阪人のため・・・のブログ!?

ブログランキング

ブログランキングに参加しています。 面白い!と思ったらクリックしてあげて下さいm(_ _)m



にほんブログ村 歴史ブログへ

にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ

にほんブログ村 歴史ブログ 近代化遺産へ

よろしく!








blogram投票ボタン






ブログ内検索

プロフィール

BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

質問・お問い合わせはこちら

名前:
メール:
件名:
本文:

人気ブログランキング

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

■■■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■■■オレ流外国語勉強法 ロゼッタ・ストーン法

外国語の勉強の仕方は色々あるけど、
できたら「複数の言語をいっぺんに覚えたい」というわがままな人もおると思います。
複数の外国語をいっぺんに、それも仕事で使えるくらいに・・・というのはよっぽどの天才でない限り無理やけど、
知識・教養程度なら不可能なことではありません。

そんな、ある意味「神」な方法がこの世に存在します。
今回のブログのメインの、その鍵となるもんは・・・

アップルのHP

です。

アップルのHPは、ふつうは我々は日本語でしか見ーへん人が多いけど、アップルは世界中の言語でHPを作っとって、英語はもちろん中国語・フランス語・ドイツ語・スウェーデン語など、けっこうよりどりミドリ、深緑やったりします。
それだけなら、バイリンガル表示のサイトならいくらでもあるので、別に珍しくはないのですが、
(NHKインターナショナルのHPかてかなりの言語数やし)
それで何でアップルかというたら、

「書いてる内容が全世界共通」

ということ。
これを活用するのです。

ところで、ロゼッタ・ストーンって知ってますか?
18世紀にエジプトで見つかった、いくつもの言語が書かれていた石碑のことですが、
これには同じ内容が
・古代エジプトのヒエログリフ(あの象形文字のことね)
・古代エジプトのデモティック(草書体)
・ギリシア語

の順に書かれていて、
ギリシャ語をベースに当時何書いてるかわからなかった古代エジプトのヒエログリフが、ロゼッタ・ストーンのおかげですべて解読されたという経緯があります。
これがなかったら、今でもピラミッドとかに書いてる象形文字は未解読だやったかもしれません。
言語学、考古学的には歴史を180度塗り替えた発見であります。
ちなみに、ロゼッタ・ストーンの現物は今ロンドンの大英博物館に展示されとるけど、レプリカやったら東大の総合図書館の入口にあったりします。

この「現代のロゼッタ・ストーン」というか

「ネット上のロゼッタ・ストーン」

的なもんがアップルのHP、
ある製品紹介の記事を数ヶ国語で見比べると、いっぺんに複数の言語の内容がわかるというわけです。
日本語訳は日本語のHPを見たらいいわけで、今ならブラウザにタブ機能があるさかい、
複数のタブで複数の言語の同じ製品紹介を見たらええわけです。
ふとipadの製品紹介を英語と中国語で見てたら、突然ピンときて思いついたのですが、これを外国語の勉強の

「ロゼッタ・ストーン法」

と名づけてみましょう。
* * *
ヨーロッパの言語をこれで見比べると、簡単な比較言語学になって面白い発見をすることがあります。
例えばフランス語・スペイン語・イタリア語でアップルのHPを見比べてみたら、

「エイリアン」(異星人)は

フランス語:martiens (マルティアン)

スペイン語:marcianos(マルシアノス)

イタリア語:alieni (アリエニ)

(すべて複数形)

ということがわかります。
何でエイリアンやねん!?というツッコミはなしにしてね、マジでアップルの製品紹介に書いとるんやから(笑

これで更にわかることは、フランス語とスペイン語が非常によく似てることがわかります。
発音するとちょっと違うけど、綴りは似てるのでこの二つの言語は兄弟ということもわかります。
そして、イタリア語は上の二つと違って全然違うけど、英語のalien(エイリアン)に似てることがわかりますよね。
イタリア語もフランス語やスペイン語と兄弟言語なので、英語も実は間接的につながっている、ということがわかります。

ちなみに、仏語とスペイン語のは「火星人」って意味なんですけど、「火星人=宇宙人」みたいなイメージなんやろな。
これを英語に直したらMartian(マーティアン)です。
英語・仏語・スペイン語の順に並べてみたら、

Martian / martien / marciano 

と並べると、よー似とりますやろ?

ヨーロッパの言語は、多かれ少なかれ古代ローマ帝国の共通語の「ラテン語」の影響を受けとって、今でもヨーロッパの高校では日本でいう古文・漢文な感じで学校でラテン語を勉強するんやけど、
ラテン語の話し言葉(俗ラテン語)が各地方ごとで独特の変化をしたのが、今のフランス語・スペイン語・イタリア語などです。
英語は「ゲルマン諸語」と言って、ドイツ語やスウェーデン語、オランダ語と兄弟なんやけど、フランス語やラテン語の影響がドイツ語などよりかなり強く残っています。
人間で言えば、英語君とドイツ語君は同じ親から生まれた実の兄弟なのは確かなんやけど、
英語君が幼い頃にフランス語さんという里親に引き取られたせいで、同じ兄弟やのに性格が全然違ってる・・・でもさすが兄弟、顔は似てるよね~という感じでしょう。
なので、今の英単語は半分~7割がフランス語やラテン語が起源の言葉で、
英語は「同じ意味の単語がいくつもある」と受験生泣かせの単語数の多さですが、これもすべてフランス語の影響で、元々の英語の単語がある上に、同じ意味の単語が数百年かけていくつも入って、そのまま英語に定着しちゃった結果です。

また、フランス語とスペイン語の語尾は二つとも-sで終わっとります。
イタリア語はちゃいます。
これは何故か?
フランス語とスペイン語の場合、複数形を表す場合は語尾に-sか-esをつけます
・・・って、「英語やん!」と思った方はカンが鋭い。
そうです、これ英語と全く同じだったりします。
せやけど、フランス語が英語の影響を受けたんやのーて、英語がフランス語の影響を受けたものです。
フランス語は英語の文法にも影響を与えていて、英語は比較表現が-er/estとmore-/most-の二つありますが、
これもちゃんと理由があって、
-er/-estが元々の英語の比較表現やったんやけど、
13~14世紀頃にフランス語からmore-/most-という表現が輸入されて今の英語に残っとると推定しとります。
more-/most-みたいに、形容詞の前に比較を表す特殊な単語をつける表現は、フランス語・スペイン語・イタリア語に共通のもので、
この法則さえ覚えとったら、英語+三ヶ国語分の比較表現が覚えられるというおまけ付き(笑

また、more-/most-をつける場合、中学とか高校の英語の時に、

「3音節以上の形容詞の場合はこの表現を使う」

とかいう習い方をしたと思うけど、この「3音節以上の形容詞」にはある共通点があります。
それは・・・一部の例外を除いたらフランス語やラテン語から輸入された単語っちゅーこと。
beautifulとかinteresting、importantなんかの長ったらしい形容詞はすべて元フランス語だったりします。
英語に限らず、単語を覚えていくという作業は外国語の勉強でいちばんつまらんちゅーかおもろないっちゅーか、単純作業の連続やけど、
こういう風に覚えていけばめちゃ面白くなると思いますよん。

対して、イタリア語の複数形の表現は、語尾がo→i、a→eに変化する表現になります
フランス語やスペイン語と同じ兄弟なのに表現が違うのかというと、
イタリア半島のつけ根あたりに「ラ・スペツィア=リミニ線」という、言語学上の線があります。

11060901

上の画像の赤く線したーるとこが「ラ・スペツィア=リミニ線」なんやけど、
そんなもん覚えなくても別に構いまへん、受験にも出てこえへんし日常生活に変化もないさかい(笑
ラテン語から別れた言葉は、そこより東(南)の言語はイタリア語のように変化し、西(北)はフランス語・スペイン語(と英語)風に変化することになっております。
「イタリア語」は中部のフィレンツェの方言をベースにした標準語で、
フィレンツェは「ラ・スペツィア=リミニ線」より南なので、こういう風に変化するというわけです。
ちなみに、同じイタリア語でも、「ラ・スペツィア=リミニ線」より北にあるジェノバやトリノの方言は-sをつけるそうです。

これの応用編で、皆さんおなじみのイタ飯の「スパゲッティ」はspaghettiって書くのですが、
上の複数形の変化から見て、spaghettoという単語の複数形ということがわかります。
「スパゲッティ」は常に束になってるので、常に複数形というわけです。まさか一本だけ買って茹でる人はおらへんやろ(笑
そして、「ピザ」はpizzaですけど、これは単数形。さて複数形にすると?
→pizze
というわけです。

こうしてヨーロッパの言葉を比べていくと、一つ一つが全然違うそうで、実は一本の線でつながっていることがわかると思います。
ヨーロッパ人には5~6ヶ国語くらいなら自由自在に操る人間って珍しくないけど、
実はこういう秘密があったのです。
まあ、フランスはパリはさておき、イタリアもスペインもおもろいくらい英語通じへんかったけど・・・(笑

中国語とか韓国語、日本語も実は「漢字」というソフトでお互い有機結合してるわけで、
「漢語」の全部が全部通用するわけじゃないですが、「免税」という漢字を覚えればあとは日本語・中国語・韓国語の読み方を覚えるだけ。
こういう「漢字」を元にした3ヶ国語同時学習法もあったりします。
これもある意味「ロゼッタ・ストーン法」ですね。

外国語勉強してる人は、英語なら英語だけみたいに一つしか勉強しない人がほとんどやけど、
「外国語のつまみ食い」をすると知識が化学反応を起こし、視野がかなり広がる上に勉強がめちゃ面白くなってきます。
なんか3ヶ国語くらいなら楽勝やん!って思えてくると思います!?

せやけど、なんでアップルのHPに今まで気付かんかったんやろ?
うーん、俺って天才かも(x_x)\(-_-;)



このブログが参考になったり面白かったりしたら、立ち去る前に、
↓の「拍手」のとこを押してくれたら幸いです。宜しくお願いしますm(__)m
スポンサーサイト

テーマ:雑記
ジャンル:ブログ

コメント

■ コメントの投稿










トラックバック

≫ http://parupuntenobu.blog17.fc2.com/tb.php/865-ad2b74ab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。