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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■温故知新

「中国のGDPは創作」と李克強氏、米大使に漏らす

内部告発サイト「ウィキリークス」が公表した情報により、中国の李克強副首相が、遼寧省トップだった2007年に、「中国の国内総生産(GDP)は“創作”であり、信頼できない」と発言していたことが分かった。多維新聞網が伝えた。

   ウィキリークスが4日に公表した機密文書によれば、2007年3月12日、当時遼寧省党委員会書記だった李克強氏は、Clark Randt駐中国米国大使(当時)を官邸に招き、中国経済や貿易について意見を交わした。

 この中でで李克強氏は、2006年の遼寧省のGDPが中国全体で上位10位だったにもかかわらず、都市部住民の手取り収入が全国平均を下回ったことなどを挙げ、「GDPの数値は“作られた”もので、信頼できない」と述べたという。さらに、「遼寧省の経済成長速度は、電力使用量、鉄道貨物輸送量、銀行貸付の3項目を見れば分かる」とし、「GDPはあくまで“参考”にすぎない」と笑ったという。

 実際、GDPの数値水増しについては、これまでにも多くの中国政府関係者が認める発言を行っている。2009年2月には中国国家発展改革委員会の幹部が、「仮に中央政府が8%という指標を設定すれば、省レベルで9%に引き上げられ、県レベルでは10%達成したとして上級機関に報告する」と述べている。




何かと「楽しい」話題を提供してくれる中国やけど、今度はGDPのねつ造ですか(笑
まあ、この「創作」とやらは今に始まったことやないんですけどね。
中国にゃ昔から

「上に政策あれば下に対策あり」

ちゅー言葉があります。
上がギャアギャア言ってると下は何とか上にゴマをすっていい報告を出してご機嫌をうかがったり、
「はいはい、また何か言ってるよ」とスルーしたり、お上と一般ピーポー、中央政府と地方政府が剥離されとるんが中国です。
昔、孫文が「中国人は砂のようなものだ」と言うたそーですけど、要するに中国人ってもバラバラの砂のようなもの、と言いたかったようで、そこらへんは「水」を加えたりしたら固まるけど所詮張子の虎のように脆いもの。
「水」は、要するにナショナリズムっちゅーことで、日本とかのバッシングをして定期的に悪者を作ってガス抜きをせんとまとまらん、ということでもあります。
これは日本も政府レベルで抗議したり対策を取らんから余計に調子に乗るさかい日本も悪いんやけど、
「『小人閑居して不善をなす』って、確かあんたの国の偉い方が言ってましたな~」
っちゅー『論語』の言葉をそのままブラックユーモアで返すような勇気と教養がある政治家がおれへんのが日本人として憂鬱ですわ。

で、このGDPのねつ造・・・いやいや失礼、「創作」は、過去に実例があったりします。
中華人民共和国が成立してちょっと経った頃、毛沢東が
「イギリスに追いつけ、アメリカを追い越せ」
と農作物と鉄鋼業の大増産を大号令をかけました。
これを「大躍進(政策)」と言います。
当時は毛沢東の言うことは絶対で言うなれば神の声、猫も杓子も農作物の大増産、鉄の大増産に駆り出されました。
そして、省単位、県単位、村単位でお上に調子を合わせてとんでもないノルマを出して尻尾を振り、上は下に「このノルマを達成しろ」と命令します。
下は下で、数字をねつ造して「はい、達成しました♪」と数字だけ出し、それを鵜呑みにした上はまた上に「達成しました♪」と報告。
それをベースに中央政府は「じゃあ、来年はもっと増産できるよな?」とまたノルマの上乗せ。
下の地方政府は「仰せの通りに~」と下に数字をつきつける。
最初は、建国間もないこともあって熱意があってノルマを出来るだけ達成しようと頑張ってみたものの、結局無理がたたって国が崩壊。
中国全土で数千万人単位の餓死者が出たと言われとります。
この国ごと大惨事のような「人災」で、毛沢東は政治の場から引かざるを得ませんでした。事実上の失脚ですわな。
そして、現実主義者の劉少奇や小平などがボロボロになった国を何とか立て直そうとしたんやけど、
とにかく権力の甘い蜜を一回吸ったらやめられへんのか、毛沢東は権力の座にもう一回つきたくて、あれこれ因縁をつけて国をもう一回ひっくり返すようなことをやらかしました。
それが「文化大革命」と呼ばれるもので、一度は毛沢東の思惑通りになったんやけど、その歯止めが効かんよーになって、結果は「大躍進」を上回る国の混乱と死者の数。
文化大革命って言うけど実際は10年以上無政府状態になったよーなもんで、死者は3000万人とも4000万人とも言われとります。
この文化大革命、政府と中国人にとっちゃ「黒歴史」、つまり「なかったことにして欲しい」ことになっとって、中国国内じゃこの話題はかなりのタブー、失敗はちゃんと反省せんとあかんのに反省もせんと「臭いものにはフタをしろ」と研究も進んでへんそうな。

中国は中央集権国家やさかい、中央政府が「今年のノルマは成長率10%ね」と命令して、それを達成せんと地方政府の役人の首が飛びます。
役人はどこの国も自己保身だけは立派やさかい、数字を「創作」して「うちはノルマ達成しました!それどころか1%も上乗せできましたぜ♪」と報告すれば、自分の首は飛ばずに済むってことで。
せやけど、大躍進の時の結果が物語るように、ウソがウソを呼ぶとそのウソが自分の知らん所で膨れ上がって、自分の首が飛ぶどころか国が崩壊する始末になります。
「一度ウソをついたらまたウソをつかないといけない」
っちゅー、昔から言われとることを国単位でやっとったことが国の経済を崩壊させたんやけど、
それをわかってへんっちゅーか何ちゅーか、まあそんなもんなんでしょう。


もう一つ、中国に住んでて思ったんは、中国は確かに昔よりかは生活も楽になったし、
都市に行ったらビルも立ち並んどって近代化されとるよーに思えます。
俺が中国に住んでた頃は、上海でもテフロン加工のフライパン1個探すのに街中走りまわって結局見つからず、日本から送ってもらったって時代やさかい、それと比べたらごっつい住みやすくはなりました。
列車で旅行しても、最初中国に来た時は列車自体がボロボロで車内にゴキブリが這いまわっとった世界やけど、今は冷暖房完備の列車も増えてだいぶ快適になりました。
せやけど、何かが違うなーと思うんは、経済発展しとるんはごく一部、富の分配が間違っとるんちゃうか?
ちゅーことです。
これは事実十数年前に当時の台湾総統、李登輝さんも言うとったことで、
事実、豊かになったっても貧富の差は広がるばかりで、金を持ってる人はホンマにめちゃくちゃ持ってるけど、持ってへん人は全然変わらず。
日本に来る中国人が日本製品を買いあさる姿を見て、
「中国人は豊かになったな~」
と言う人がおるけど、アホ言うな!と言いたいです。日本に観光に来るよーな中国人はごく一部の大金持ち、日本語で言うたら「勝ち組」でそりゃ金くらいなんぼでも持ってるやろーに。
「木を見て森を見ず」なんて言うけど、木ばっかし見てても森は全然見えてきませんで~。

戦前の日本も、富の分配を間違えた挙句、貧富の差が拡大して農村じゃ娘の身売りなんかが起こったり軍のクーデターが起こったりしたけど、昭和10年からはむしろ景気が良かったんは意外に知られとりません。
せやけど、それは東京とかの都市部だけで、やっぱり富が一部にしか集中せんかったのは歴史の事実、
それを反省したんか、戦後はみんな豊かになろうと富がかなり公平に行き渡って現在に至る、ということかなーと。

中国はメンツを重視する世界、悪く言うたら見栄っ張りやさかい、数字を「創作」してうわべだけ飾ろうとしとるみたいやけど、そのツケはいつかどこかでやって来る、という歴史の教訓をそろそろ知った方がええんちゃうんかな?
これじゃ日本の「大本営発表」のこと笑えませんで(笑

「温故知新」

って言葉の通り、歴史をちゃんと勉強しとったら、未来まで見えてきたりします。
歴史って「いつ、どこで何があった」だけを勉強することってイメージがあるし、学校の歴史の授業ってそんなんばっかしやったけど、
歴史を勉強するってことは、
「過去を勉強して現代を知り、未来に活かす」
ってことなんですわ。
つまり、普段から「歴史・歴史」とうるさい国が、自分の国の歴史を教訓にしえへんとこが「見てて楽しい」と言うことです(笑
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テーマ:雑記
ジャンル:ブログ

コメント

■ Re: タイトルなし

>けいさん

森の分母もデカいけど、その大多数はその日暮らしの貧民という事実もありまっせ。
俺は中国で暮らしてそういう貧民クラスの生活も見てるさかい、中国最大の問題はその貧富の差をどう埋めるかやと思います。
ただでさえ1日200件以上の暴動が起こってると言われとるさかい、今は軍で抑えとるけどどこで爆発するかわかりません。中国の歴史見てたらそれで国が滅んだことは2度3度やないさかい。それだけに、今の政権も神経質になっとると思います。
特に、宗教にはやりすぎなくらい神経質になっとって、これは「宗教はない」という共産主義のタテマエもあるけど、宗教団体が反乱を起こして国をひっくり返したという歴史の事実があるからやと思います。
2010/12/19 URL BJのぶ #qDfdtOiE [編集] 

■ 

「木を見て森を見ず」は確かにその通りだと思いますけど、森の分母がデカイので、木も結構な数になってしまう点は見過ごせないと思います。
2010/12/13 URL けい #- 

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