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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■メフテルの調べ

日本はもちろん、世界にもオーケストラは数多しやけど、
軍隊の中のオーケストラ、「軍楽隊」って聞くと何故か背筋がピンとしてまうよーな、そんな厳かな感じがします。
軍隊の中に音楽隊って何の意味があるの?
って思うかもしれへんけど、音楽は病気の治療にも使われとるよーに、人の心を癒したりテンションを上げたり、心に響く何かがあるんですよね~。
軍楽隊も、言わば部隊の士気を上げたり、戦いに疲れた兵士の傷を癒したりする役目があって、
どんな仕事でも仕事一点張りじゃ疲れる一方。体の疲れは寝たらケロリとなるけど、心の疲れはそうそう回復するもんやありません。
最近は企業の工場やオフィスでも仕事中に有線放送やFMを流したりする所があるけど、音楽って不思議な効果があるんですわ。
俺も毎日音楽聞きながら通勤しとるけど、仕事場に着く前に必ず聞く音楽があって、それを聞くことによってスイッチがオフからオン、つまり「仕事モード」になって「さあ、仕事するぞ」とテンションを上げとります。
そうでもないと仕事できるかい(笑

で、自分の話は置いといて。
自衛隊にも必ずある軍楽隊って、いつから、どこで始まったんか知ってる方は意外に少ないと思います。
どうせフランスかイギリスか、古代のローマ帝国あたりちゃうの?
と西洋に目が向けられるかもしれへんけど、実は軍楽隊の元祖は意外や意外・・・

トルコ

やったりします。
王様や皇帝直属の音楽隊が戦地に出張演奏するってことや、臨時で軍楽隊が造られたことは、大昔の西アジアとか中国ではあったことなんやけど、
軍隊が直属の常備音楽隊を作ったのはオスマン=トルコ帝国で、今の形になったんはだいたい15世紀頃、ちょうど日本じゃ室町幕府最盛期の頃ですな。
紀元前くらいからありそうな軍楽隊、実は歴史が浅かったのです。
トルコの軍楽隊は

「メフテル(Mehter)」

と言うて、元々はトルコのお隣イランで話されとるペルシャ語の「マフタル」から来たもんです。
細かい話をすると「メフテル」は単数形で、軍楽隊は必ず複数でやるさかいホンマは「メフタルハーネ(Mehterhane)」か、「メフテル」の複数形の「メフテラーン」なんやけど、日本や海外じゃ「メフテル」って呼ばれとるみたいです。
英語やと、

Ottoman military band
(オスマン=トルコ軍楽隊)

になるけど、Mehter(メフテル)でもいいみたいですな。

オスマン=トルコはヨーロッパにも遠征して、今のハンガリーあたりまで領土にしとった時期がある意味トルコ帝国の最盛期やけど、その時にも軍隊の士気向上や敵の威嚇のため軍楽隊が同行しとりました。
それを見たヨーロッパの国が「我々にも軍楽隊を」と軍楽隊を作り始め、今の西洋式軍楽隊に至っています。
また、大人数の吹奏楽、つまりオーケストラやバンドの配列や楽器にも大きな影響を与えとります。
メフテルの音楽を直接聞いたかどうかは知らんけど、モーツァルトはそれを意識してあの名曲「トルコ行進曲」を作ったりしたさかい、メフテルは西洋の音楽にかなりの影響を与えたと言えます。
せやけど、オスマン帝国が衰退していくと共に、海外はおろかトルコ国内でもメフテルの存在は「時代遅れ」と西洋から「逆輸入」された軍楽に押されて滅びかけたんやけど、
メフテルもトルコの伝統文化の一つとして復活、世界最古の軍楽隊として今のトルコ軍にメフテルが西洋式軍楽隊と共存する形で残っとります。

メフテルの配列は、
  -前-

①「チョルバジェ」(指揮刀を持ったメフテル隊長)

②「サンジャック」(旗手)

③王朝と軍事権の象徴の槍を持った人

④「メフテルバッシュ」(楽長。指揮者かマーチバンドでいうドラムメジャー)

⑤合唱者

⑥楽器演奏者


  -後ろ-

の順に並び、ここらへんはマーチングバンドと変わらんと思います。もちろん、マーチングバンドもメフテルが西欧化したものなんは言うまでもありませぬ。

せやけど、トルコに行ったことある人やったらさておき、
トルコの軍楽隊なんて知らんかった人がほとんどやと思います。
せやけど、この曲はどっかで聞いたことがあるはず!?




俺は小学校の音楽の授業で「トルコ軍隊行進曲」って名前で聞いたことがあって、
聞いた時血が騒いだっちゅーか、何かかっこええな~と思いました。
それをずっと覚えとって、10年前に本場トルコのイスタンブールでメフテルの生演奏を聞いた時、
(イスタンブールの軍事博物館で、夏に毎日メフテルの生演奏をやってます)
「これこれ!!!!! これ聞きたかってん!!」
と涙が出そうになりましたわ。
せやけど、エキサイトしすぎて肝心の題名を聞くのを忘れとってそのまま月日が経ち、やっと最近題名を知りました。
この音楽の正式な名前は

Ceddin Deden (ジェッディン デデン)

ちゅー、まともに発音したら舌を2~3回噛みそーな名前です。
「祖父よ、父よ」って訳したらええみたいやけど、歌詞は省略するとして、このメロディーは何回聞いても飽きませんな~。



上の動画は、メフテルが実際に「ジェッディン デデン」を演奏しながら行進しとるところです。
上に書いたメフテルの行進順を意識して見ると面白いです。
この独特の行進も、どっかで見たことがあるはず!?

で、この「ジェッディン デデン」のオリジナルだけでもええ感じなんやけど、
色々なアレンジバージョンをようつべで拾ってまいりました。
続きは↓

* * *


これは説明が全部トルコ語やさかいさっぱりわからへんけど、
人の顔つきとか服装を見たら、たぶんメフテルと西洋式軍楽隊との
「トルコ軍新旧軍楽隊コラボバージョン」
っぽいですな。
西洋から「逆輸入」された管弦楽器が重厚感を醸し出しとって、更に男女混成のコーラスも混ざってなんかオペラみたい。
どっかにかわいいおねーちゃんおれへんかな・・・とつい目が勝手に追ってまうんは不覚(笑



さて、お次は




エレキギターとかの現代楽器を組み合わせた、J-popならぬ
「T-popバージョン」
やったりします。Tはもちろん「トルコ」のTね。
これはこれで格好ええな~と何回もリピート再生してまいました。
やっぱオリジナルが名曲やさかい、アレンジしてもそれが崩れへん。
歌詞はもちろんトルコ語やさかい何言ってるかチンプンカンプン、俺でもトルコ語は全然わかりまちぇん(笑

何か・・・しばらく海外に出てへんせいか、こういうのを聞くと何だか世界中を走り回っとった頃が懐かしい。
また血が騒いできましたわ。どこかへ「飛んでイスタンブール」したいですな・・・ってネタが古い?(笑
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テーマ:雑記
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