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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■中国古典サプリ(4) 古典に見る恋愛術!?

「取らんと欲する者はまず与えよ」

(老子 第六十三章)

これは、『老子』という古典にある言葉です。
『老子』の作者は老聃(ろうたん)という人と言われていますが、実際は老聃という人物は実在ではなく、何かの思想のグループがあってその考えを老聃という人物に例えている、という可能性がいちばん高いそうです。
恐らく、そのグループは孔子の儒教グループや、墨子のグループのように核になる人がおらず、核になる人を書物の中でフィクションで作り、そのリーダーがこう言っているという説得力を持たせるために作ったものかもしれません。
中国でいちばん有名な歴史書の『史記』には、若い時の孔子が老聃に会いに行き、ちょっとしたお説教を食らっているエピソードが書かれてますが、これも恐らく伝聞を元にしたフィクションと言われています。
また『論語』で、ある人が孔子に
「『徳を以て怨みに報いる』って言葉がありますが、どうお思いですか?」
と質問しているシーンがありますが、『徳を以て怨みに報いる』とは『老子』にも書かれいる言葉で、恐らく『老子』の思想は孔子が生きている前からあったと推定できます。
ちなみに、それに対して孔子がどう答えたかは、また今度(笑
『老子』は中国の古典の中でもかなり理解が難しい部類に入ります。
『論語』とかだと書いていることがストレートかつわかりやすいのですが、『老子』は書いていることが曖昧な上に、逆説表現も非常に多く、
最初読んでてもチンプンカンプンだったけど、10年後くらいに読んだら理解できた、ということも。
かく言う俺も、『老子』を最初に読んだのが20歳くらいの頃ですが、最初は何を言いたいのか、何書いてるのかさっぱりわからず投げ出してしまったのですが、
その14~5年後に読むとものすごく理解できるんですよね~。もちろん全部が全部わからんのですが、若い頃は血気盛んなせいもあってか『老子』の「逃げるが勝ち」「急がば回れ」的な考えがナンセンスに思えたのですが、
この年になると「なるほど~」と思わず膝を突いて納得してしまい、今では座右の書の一つです。
昔と比べて頭が良くなったな~と自信過剰になってしまいます(笑
そういう意味では、『老子』は人生経験を積めば積むほど味が出てくるというか、面白くなってくる書物だと思います。
ぶっちゃけ、30代以上で『老子』の面白さがわからなかったら、「人生経験少なすぎてちょっとヤバいかも」と危機感持っていいかもよ!?

で、冒頭の言葉もある意味「老子風曖昧表現」の一つですけど、これはその中でもかなりわかりやすい。
でもわかるようなわからんような・・・特に10代、20代には理解不能だと思います。
でも、これを恋愛に例えるとすごくわかりやすいと思います。

例えば、好きな人がいるとしましょう。
好きな人に何とか自分の気持ちを伝えたい、でも恥ずかしい。でも伝えたくてたまらない・・・。
この気持ちが恋愛ってもんだと思うのですが、まずは相手に振り向いてもらわなくてはいけません。

「好きな人の笑顔を見たい」

「好きな人に向こうから挨拶して欲しい」

「相手からアプローチして欲しい」


いろいろ願望があると思いますが、

自分の願望を叶えたければ、まず自分からやれ

ということをこの言葉は伝えているのです。
つまり、

「好きな人の笑顔を見たい・・・」

「自分から好きな人に笑顔になればいい」



「好きな人に向こうから挨拶して欲しい・・・」

「自分から相手に挨拶すればいい」



「相手からアプローチして欲しい・・・」

「自分からアプローチすればいい」

ということであります。
「相手にこうして欲しい」「こうなって欲しい」と自分の欲を押しつけるのは、はっきり行ってレベルが低い恋愛、高レベルの恋愛は「まず自分から与える」ことだと思います。
「相手からデートに誘って欲しいな」って思うだけで何もしないと何も叶いません。そんな自分の都合だけで世界は動きません(笑

相手をGETしたければ自分から動け!

ということを、2000年以上前の書物に書いているんですよね~。

中国の古典って聞くと、堅苦しいとか古臭いってイメージがありますが、読み方一つで人間関係にも、ビジネスにも、そして恋愛にも応用できる万能薬のようなもの。
古臭いとかそういう先入観や偏見で読むとそれまで、恋する人も古典を読んでみるといいですよ。
何か恋の悩みを解決するようなヒントが隠されているかもしれませんから!?
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テーマ:中国古典サプリ
ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

■ Re: タイトルなし

>イルサさん

こんばんは。コメントおおきにです。
恋愛も人生も、色々経験して失敗して「大人」になっていくもんやと思いますわ。
持論やけど、「大人の恋愛」はまず相手のことを思いやることが大切で、自分のことしか考えてへん、相手の気持ちを思わんのは「子供の恋愛」やと思います。
ここに書いとることは「大人の恋愛」の一つ、せやけど「大人の恋愛」に達するには経験値を積んでいかんとあかん、ちゅーことですわ。

iPhoneじゃ、確かに黄色とか黄緑とかの文字は見にくいですな、俺もiPhoneで自分のブログ見直してるさかい、それはよーわかります(笑
PCの方は背景が黒やさかい、どうしても色使いが逆になってまうんですよね~。
色使いをやめろ、っちゅーのは現時点で考えてへんさかい、とりあえずこのブログとその前のブログの文字色を試験的に変えてみました。
これでかなり見やすくなったはずでっせ~。よろしければ見直してみて下さいな。
2011/01/24 URL BJのぶ #qDfdtOiE [編集] 

■ 

さすが、でも簡単にレベルの高い恋愛できないのがもどかしいですよね。
一つ希望なんですけど、iphoneでいつもブログを読ませて頂いてますが、たまにお使いになる色付きの文字なんですが、ちょっと読みづらいです。出来れば黒で書いて頂きたいです。よろしくお願いいたします。
2011/01/23 URL イルサ #- 

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