のぶログ (THE WEBLOG WITH OSAKA DIALECT)

大阪人の、大阪人による、大阪人のため・・・のブログ!?

ブログランキング

ブログランキングに参加しています。 面白い!と思ったらクリックしてあげて下さいm(_ _)m



にほんブログ村 歴史ブログへ

にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ

にほんブログ村 歴史ブログ 近代化遺産へ

よろしく!








blogram投票ボタン






ブログ内検索

プロフィール

BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

質問・お問い合わせはこちら

名前:
メール:
件名:
本文:

人気ブログランキング

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

■■■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■■■英語が数十倍面白くなる(?)英語史 パート1

すっかり寒くなって半分冬眠状態のBJのぶです(笑
夏の暑いんは大の得意なんやけど、冬の寒いのだけはもうたまらん。
ホンマに数ヶ月間布団の中で冬眠して春を待ちたい気分やけど、人間やさかいそうはいきませぬ。
やれやれ、人間はは辛いの~(コラ
ちゅーわけで、寒さに負けずに本題。

外国語の勉強は、何も単語を覚えたり会話の練習をしたりするだけのもんやありませぬ。

「外国語にゃ、その言葉が歩んだ歴史も刻まれとる」

ちゅーのが外国語を勉強しとる俺の持論やったりします。
逆に言うたら、その国・地域が歩んだ結晶の一つが言葉ちゅーことなんやけど、
これを本や文献を見て調べていったら、非常におもろいこともわかったりします。
まあ、学術的発見とかそんな大それたことやないんやけど、トリビアとか雑学以上のもんはGETできると思います。

今俺がハマってるスペイン語も、言うなればヨーロッパの言語言うたらそれまでやけど、
今のスペインがあるイベリア半島は、約700年間イスラム帝国の領土やったんは、高校で世界史勉強しとった人やったらボンヤ~~リと覚えとるかもしれへんけど、
そのイスラム帝国の名残はきっちりスペイン語に残っとったりします。
つまり、スペイン語にゃアラビア語の痕跡が多数残っとるっちゅーわけで、
スペイン語じゃお馴染みの挨拶、Hola!(オラ。「やあ」「こんちはー」みたいなニュアンス)は実はアラビア語の「アラー」から来てるとか、
首都のマドリードは「アル・マジュリート」(水の源)って意味やったり、グラナダにあるイスラム王朝のアルハンブラ宮殿のように、建物だけが残ってるわけじゃございませぬ。
人間はつい形あるものだけに目を向けがちやけど、言葉にもきっちり「歴史」が刻み込まれとるんですわ。

そないな意味で、非常におもろい言語があったりします。

それが英語

「ええ、英語なんてもう学校でこりごりやわ~!」

って言わんとまあ黙って俺の話を聞け(笑

このブログを読んだ頃にゃ、英語が数十倍おもろくなる・・・かもしれんから!?
読み終わったら思わず1500へぇ~くらいボタンを連射するんは間違いなし(笑

言葉の歴史にゃその国・地域の歴史も刻まれとる、って書いたけど、
英語は特に他の国の言葉にゃなさそーな、非常にユニークな歴史を歩んどったりするんですわ。
これは「英語」ちゅー人が歩んだ人生みたいなもん、
仕事上の都合で英語力も増強中やけど、その余興に英語史っちゅーもんを勉強してみたら、
これが非常におもろいさかいそのままハマってしまいまして、はい。
ごっついユニークかつダイナミックな歴史を歩んでる上に、イギリスの歴史まで勉強できる一石二鳥。
今回は、そういう話をしたいと思います。

せやけど、英語の歴史を一個のブログに書いたらすさまじい量になって、
たぶん読む方がダウンするかもしれんさかい、小出しに小出しにシリーズとして書いていきますわ、ムフフ♪

で、英語の歴史は大きく分けて4つの時代に分かれます。

1.古英語時代(5~11世紀)

2.中英語時代(11~15世紀)

3.近代英語時代(15~20世紀)

4.現代英語


各時代ごとにネタが豊富やさかい、一つにしたら本一冊分になってまいます、いやマジで。
ちゅーわけで、今回は「古英語時代」にスポットを当ててみようと思います。

・・・それでも長いさかい、下のリンクをクリックしたら最後、もう読み終わるまでPCの前から離れられまへん♪
さあ、勇気を出して↓をクリックするがいい(笑
* * *
ブリテン島、今のイギリスは紀元前1000年頃、ケルト人という民族がヨーロッパ大陸から移住して独特の文化を育てていました。
イギリスにゃハリーポッターとか妖精とかピーターパンとか、なんかファンタジーな世界観がある小説とかを生み出しとるけど、
これは大昔に住んでたケルト民族の伝承やと言われとります。
最近じゃ、不思議なケルトミュージックで世界中を風靡したエンヤなんかがケルト人ですな。
自然を愛して精霊信仰があるケルト人は、ローマ帝国がブリテン島に侵入して島の隅に追いやられ、
今でもウェールズ人やアイルランド人として存在するけど、
残念ながら英語の中にケルトの面影はほとんど残っとりません。
唯一残ってると言うたら、イギリスの首都のロンドンと、そこを流れるテムズ川やったりします。
ロンドンって"London"って書くけど、元は"Londinos"(ロンディヌス)ってケルト人の部族名か人名の土地って意味で、
テムズ川は"Thames"って書いて「薄黒い川」って意味のケルト語やったりします。

ここらへんは、英語史って観点で見たらどーでもええ・・・ってことはないけど、
特に書くこともない歴史なんやけど、
英語史の始まりは5世紀あたりの「ゲルマン民族の大移動」から始まる、って言うてもおかしくありません。
ゲルマン民族の大移動は学校の授業でも勉強しとると思うけど、元々カスピ海あたりか黒海あたりにおったゲルマン民族がヨーロッパに侵入、
ヨーロッパ中を暴れまわったことなんやけど、当時のローマ帝国にも侵入してローマを占領したりもしました。
それで、ブリテン島支配どころやないローマ帝国はブリテン島を放棄、
今のイギリスはすっからかんの無政府状態に陥ります。
その空白に現れたのが、アングル人、サクソン人というゲルマン民族です。
彼らは今のドイツ北部やオランダからやってきてブリテン島にやってきたんやけど、
政治的にゃ白地図のイギリスにやってきて王国を樹立します。
ちなみに、イギリスの一部の「イングランド」はEnglandって書くんは英語以前の常識やけど、
このEnglandはこの時やって来た「アングル人の土地」って意味で、
「英語」のEnglishは直訳したら「アングル人の言葉」ちゅーわけですわ。
このアングル人、サクソン人は今のイギリス人の直接の祖先でもあります。イギリス人やアメリカ人の一部を「アングロ・サクソン」って言うけど、こういう歴史があったわけなんです。

このアングロ人、サクソン人などのゲルマン民族がやって来てから英語の本格的な歴史が始まるんやけど、
彼らがしゃべっとった言葉は、今のドイツ語とかオランダ語に近い言葉をしゃべっとって、
英語の基本ベースはゲルマン系の言葉となります。

ここで、ちょっとヨーロッパの言葉のことを説明します。大雑把かつ適当に(笑
欧州の言葉は、大きく分けて3つに分かれます。

1.ゲルマン諸語
2.ロマンス諸語
3.スラブ諸語


1.のゲルマン諸語は、英語を筆頭にドイツ語、オランダ語、北欧のスウェーデン語やデンマーク語、アイスランド語などがあり、
2.は通称「ラテン諸語」とも言い、昔のローマ帝国の公用語やったラテン語をベースとしとる言語です。
イタリア語やフランス語、スペイン語、ポルトガル語なんかがそれに入ります。
3.のスラブ諸語はロシア語やポーランド語、チェコ語なんかが有名で、世界の言語の中でも日本人が学習するのが非常に難しいと言われとります。
そして、ヨーロッパにありながらどの系統にも属さん言語もあったりします。
今のフランスとスペインの国境地帯に住んでるバスク人が喋っとるバスク語がそれで、
言語学的にゃどこから、どのようにして成立したんか全くわからん謎の言語やったりします。
英語はゲルマン諸語、フランス語はロマンス諸語にいちおう分類されとるけど、
単語的・文法的にゃ100%そうでもあらへんかったりします。
その事情はおいおい説明していくとして・・・と(意味深

ちなみに、ヨーロッパの言語と今のインドにある言語は親戚関係にあるんは、
今はトリビアにもならん常識やったりするけど、
言語学的にゃ「インド・ヨーロッパ語族」とひとまとめになっとります。
つまり、両手を合わせて「ナマステ」でお馴染みのインドのヒンディー語と英語は赤の他人どころか親類やっちゅーことやけど、
にわかに信じがたいかもしれませんな、何せ距離的にゃ10000km近く離れとるんやから。
せやけど、これは事実やったりします。
18世紀の頃、インドに裁判官として赴任しとった一人のイギリス人がおりました。
名前をウィリアム・ジョーンズって、日本で言うたら「佐藤一郎」みたいなめちゃ平凡な名前の人がおったんやけど、名前は平凡でも彼が行った功績は平凡なもんやなかったのです。
彼は裁判官の職務の暇つぶしにインド文化全般を調べとって、古代インドのサンスクリットという言葉を調べとりました。
当時のヨーロッパの教養人はラテン語・ギリシャ語の知識もあったさかい、彼は何気にヨーロッパの言語とサンスクリットを比較しとったら、ある共通点にたどりつきました。
そこで、彼は大胆な仮説を立てました。

「サンスクリットとラテン語、ギリシャ語、そして英語をはじめとするヨーロッパの言語は親類関係にあって、
これらのベースとなる、今は失われた言葉があったはずだ」


それから約40年後、ある人物が言語学的にその仮説を実証します。
その人はドイツの言語学者のヤーコプ・グリム・・・。
さて、「グリム」でピンと来た方、「あれ?その名前、どっかで聞いたことあるぞ?」と思った方のカンは正しいです。
「グリム」と来たら「グリム童話」、「赤ずきんちゃん」「シンデレラ」「白雪姫」ときたら知らん人はおらんやろうグリム童話を編纂したグリム兄弟その人やったりします。
その兄貴の名前がヤーコプ・グリムで、グリム童話で世界的に有名になりすぎたさかい、グリム兄弟って童話作家って思っとる人も多いやろーけど、
実は彼らの本職は言語学者で、ヨーロッパの言語の比較研究をしとった人やったんですわ。
で、ヤーコプ・グリムはヨーロッパとインドの言語の子音を研究しとるうちにあることに気づいて論文にまとめます。
そして、それらの言語のベースになった「印欧祖語」の存在を突き止めます。
つまり、数千年前に「印欧祖語」を使っとったある民族がインドやヨーロッパに別れて移住し、今の英語やドイツ語、イランで使われとるペルシャ語、そしてインドのヒンディー語などに変化していった、ちゅーわけで、
それが科学的に実証されることになりました。
実はグリムが発表する数年前に、デンマークのラスムス・ラスクって舌噛みそうな名前の学者が同じことを立証したんやけど、グリムのネームバリューが大きすぎたのか、
(グリム兄弟はドイツでも指折りの学者でもありました。今風に言うたら東大名誉教授みたいなもんか!?)
ラスムス・ラスクが何故かその後言語学の世界から足を洗ったせいか、
グリムの論文が世界的に有名になり、
子音の発音の変化から印欧語族の言語比較をする法則を今でも言語学用語で「グリムの法則」と呼ばれとります。
ちなみに、

何でそんな偉い学者が「シンデレラ」なん?

と思うやろーけど、グリム兄弟は言語学者と同時にドイツ神話も研究しとった神話学者でもあって、ドイツ中の民間伝承も集めとりました。
その集大成が「グリム童話」ちゅーわけなんやけど、一緒に研究しとった弟のウィルヘルムに文才があって、童話の編集は弟がメインで行っとったそーな。
そして、グリム兄弟がやったもう一つすごいことが、「ドイツ語大辞典」の作成でした。
兄弟の知識と知恵を結集して作成を始めたこの辞典、兄弟の死後も編集が続けられて完成したんは兄弟の死後の120年後、1961年のことでした。
これは日本人にゃピンとこえへんけど、ドイツの歴史に載る一代偉業らしいですわ。日本で言うたら「広辞苑」を造った人みたいな感じなんやけど、ってそれでもすごいか(笑

いや~、グリム兄弟って実はすごい人やったんですな~。

ってグリム兄弟の話をしとるんやのーて、英語史の話やった、すっかり忘れとった(笑


初期の英語は今のドイツ語とかオランダ語にごっつい近い関係やって、
単語も文法もかなり似通ったとこがありました。
その一つが「格変化」って呼ばれるやつです。
ヨーロッパの言語にゃ「格変化」という、名詞の形がコロコロ変わる変化があるんやけど、
「~の」「~に」「~を」という意味によって名詞の語尾が変化します。
英語の授業で「アイ マイ ミー マイン(I my me mine)」ってお経のように唱えとったことあるかもしれへんけど、
これが「格変化」の一種で「私は」「私の」「私を」と変わるにつれて単語も変化していくことです。
今の英語は人称代名詞だけが変化するだけやけど、
ドイツ語とかは今でも普通の名詞が「~の」「~を」などで変化します。
今の英語に「格変化」があると仮定したら、「日本」のJapanが「日本の」になったらJapanaになり、「日本に」になったらjapaniになったり、「日本を」になったらjapanesになったり名詞の語尾が変化することで、
ドイツ語やったことある人やったらわかるやろーけど、これが日本人にとっちゃ非常に厄介で難しいんですわ。
今の英語にゃ「格変化」はほとんど残ってへんのやけど、もしドイツ語並みの「格変化」が今でも残っとったら英語が100倍嫌になること間違いなし(笑
せやけど、逆に言うたら単語で「~の」「~に」などがわかるさかい、格変化さえしっかりしとったら単語を並べただけでも意味が通じるらしく、
事実ドイツ語の語順は「ある規則」さえ守れば至って自由やったりします。

例えば、
Ich lerne Deutsch jetzt.
(私は今ドイツ語を勉強します)
は、英語に訳したら"I learn German now."になるんやけど、

Jetzt lerne ich Deutsch.
でも全然OKだそうです。
これをそのまま単語単位で英語にしたら"Now learn I German"になって、英語じゃ今の中学生でもこんなメチャクチャな英語書かんやろーていうくらい文法メチャクチャですわな。
せやけど、ドイツ語じゃ「格変化」があるさかい文法メチャクチャでも文は通じて立派に○をもらえます。

せやけど、この二つの文章にゃある「共通点」があったりします。
さてここでクエスチョンです、それは一体なんでせう?
それは、lerneという「習う、勉強する(英語のlearn)」という動詞が常に語順の2番目に来てること
これが「ある規則」のことなんやけど、これを「定動詞第二位の原則」と言います。
ゲルマン語にゃ必ずこの「定動詞第二位の原則」があってこれさえ守ったら語順はかなり自由なんやけど、
実はゲルマン語の中で唯一これがないのが英語やったりします。
と言うても、大昔の英語にゃこの原則があって、今は人称代名詞にしか残ってへん「格変化」もふんだんにあったことが昔の文献から明らかになっとります。
今の英語はガチガチの「S(主語)+V(動詞)+O(目的語)」固定型になって、この語順はどないなことがあっても絶対なんやけど、
今の英語でも実は昔の「定動詞第二位の原則」があった痕跡があったりします。
例えば、"So am I"(「私も」って意味。学校英語の知識やったら"me too"って表現します)って慣用句があるんやけど、
これは一見文法メチャクチャ、英語として成り立たんのやけど、よ~く見たらちゃんと動詞が語順の2番目に来てますやろ?
こないな表現がその昔、英語にもドイツ語と同じような原則があった痕跡・・・というか残骸やったりします。
ちなみに、ラテン語をベースとするスペイン語やイタリア語とかにゃ「定動詞第二位の原則」はあらへんのやけど、その唯一の例外がフランス語やったりします。
フランス人は元々ゲルマン民族で、自分らの祖先の言語(ゲルマン語)を捨ててラテン語を公用語にして、それが独自に発展して今のフランス語になっとるんやけど、
その祖先の言葉に「定動詞第二位の原則」があった痕跡がフランス語にあったりしますんやわ。
書き言葉のみやけど、その昔のフランス人がゲルマン語をしゃべっとった証拠が化石のよーに残っとって、そないな意味でもフランス語にもちゃんと民族のDNAってもんが残っとるもんなんやなーと思った次第です。

で、脱線はこれくらいにして英語の歴史に話を戻して・・・と。

アングル人、サクソン人などがブリテン島に移住して数百年後、二つの波がブリテン島にやってきます。
まずその一つがキリスト教
イギリスにキリスト教が広まったんは5世紀後半の頃で、ここからイギリスがキリスト教になっていくんやけど、キリスト教と同時にローマ帝国の公用語であるラテン語が宗教用語として英語の中に入ってきました。
「天使」のangelとか「ろうそく」のcandleが入ってきたんもこの頃で、「ストリート」のstreetや「ワイン」のwineも元々はこの頃に入ってきたラテン語起源の単語です。
結論から言うと、英単語の7~8割が実はラテン語がベースで、単語的にゃゲルマン語やのーてラテン語みたいなもんなんやけど、
そこまでラテン語が英語に影響を与えたんはこの頃やのーて、もっと後の「近代英語」の時期なんですわ。
それは、またおいおい話していきませう~。

そして、もう一つの大きな波が、デーン人っちゅー北欧からやってきた民族の侵略です。
デーン人は今のデンマークとかスウェーデン、ノルウェーあたりからやってきた民族なんやけど、
デーン人って言うてもピンとこえへんあなた、

「ヴァイキング」

って書いたら「はいはい!バイキングね~」と納得するでしょ(笑
そう、デーン人=ヴァイキングが8世紀後半あたり(日本じゃ京都(平安京)に都が置かれて平安時代が始まる頃)からイングランドを侵略しはじめ、のほほんと暮らしとったアングル・サクソン人を悩ませとりました。
デーン人は海辺の町や村を攻めて略奪しては自分の巣に帰っていく感じのことを繰り返しとったんやけど、中にはイングランドに定住する一派も現れました。
今の世界地図を見たら、今のロンドンから北のあたりからスコットランドにかけて、

xxxx-by
xxxx-thorp(e)


って名前がついた集落がやたら多いことに気づくんやけど、
これはその昔デーン人が定住したところの名残で、古ノルド語(今は死語)っちゅー、今のデンマーク語やスウェーデン語などの祖先の言葉で「町」「村」って意味なんですわ。
確かに、Google mapでイギリスを見てみたら、-thorpはあんましなかったけど、-byって町はやたら多い。
somersby(サマーズビー)やらFulletby(フレットビー)やらHemingby(ヘミングビー)やらOrmesby(オームズビー)やらFrankby(フランクビー)やら、挙げていったらキリないくらいなんやけど、
(どーやらイギリス中に600か所以上あるらしいですわ)
日本でもお馴染み、というか常識として知っとる「ビー」は、

・Derby
・Rugby


ですわな。
前者は「ダービー」、競馬の「ダービー」のあれです。
後者は「ラグビー」、はい、言うまでもなくあのスポーツのラグビーです。
前者はさておき、後者のRugbyはイギリスでも名門校の一つ、名前そのままラグビーって土地にある「ラグビー校」が語源やったりします。
スポーツのラグビーの起源は有名すぎるさかい省略するけど、「ラグビー」って名前もさりげなくヴァイキングの名残やったりします。
ちなみに、Google mapで「ビー」ハンティングをやっとったら、Appleby(アップルビー)って土地を発見しました。
直訳したら「りんご村」、なんかちょっとかわいい名前やなーと思った次第です。
まあそれだけなんやけどね(笑

あと、デーン人の名残はイギリス人の苗字にも表れとります。
「アンダーソン」とか「ジョンソン」とか、最後に「ソン -son」がつく苗字は北欧でよくある苗字で、
「~の息子」って意味になります。
つまり、「ジョンソン」やったら「ジョンの息子」、「ニコルソン」やったら「ニコルの子供」みたいなニュアンスになって、そのまま苗字として定着しちゃった、ってことなんですわ。
ちなみに、「アンダーソン」は「アンドリューの息子」ってことで、北欧のオリジナルの発音になったら「アンデルセン」、また童話が出てきたけど、「人魚姫」のアンデルセン童話のアンデルセンになったりします。
ちなみに、アンデルセンはちゃんとした(?)童話作家であります。

英単語にも古ノルド語がいっぱいあって、中学生レベルの基本動詞のmake/take/call/dieなどがそうで、
「スカート」のskirtもこの言葉が語源やったりします。
これは、ヴァイキングが着とった長いシャツが起源で、そのシャツは膝上まで垂れ下がっとったことから、
それが転じて女性のあれを「スカート」と言うよーになった、ちゅーことなんですわ。
アングル・サクソン人がしゃべっとった英語のベースになった言葉と古ノルド語は同じゲルマン語、言葉的にゃ従兄弟みたいなもんやさかい、
古ノルド語の言葉がすんなり英語として受け入れられたんやと思います。

ここまでが古英語、つまり英語がオギャーと生まれてヨチヨチ歩きしとった時代のことです。
俺が言語学者でも何でもあらへんさかい、古英語の表現は出されへんのやけど、
古英語の文献を見てみたら「これは英語か???」っちゅーくらいに違和感があって、
どっちか言うたらドイツ語っぽくて今の英語とは別の言語のよーな感じさえします。

そんな英語がより今の英語っぽくなる、英語史を根本から変えるよーな事件が、11世紀後半にやってきます。
それは英語を180度変化させるような歴史的大事件なんやけど、それは・・・次章に続く(笑

パート2はこちら
スポンサーサイト

コメント

■ コメントの投稿










トラックバック

≫ http://parupuntenobu.blog17.fc2.com/tb.php/781-04493d3e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。