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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■ラマダーン

いや~、すっかりサボり癖がついてしもたBJのぶです。
かつての筆マメ・・・ならぬブログマメはどこに行ってしもたんやろか?
ちゅーくらいブログもしばらく書いてへんけど、
ここは心を入れ替えて、自分の尻にガソリン撒いて火をつけるつもりで頑張りまーす♪

で、今日のお題は今日の出来事からです。
仕事の同僚に外国人のイスラム教徒がおったりします。
イスラム教って日本じゃ馴染みがあらへん上に、あの911テロとかアルカイーダとかのイメージがあって、あんましええイメージがない人も多いけど、
本来はのどかで平和的な宗教なんですわ、いやマジで。
ちょっとくらいはイスラム教のことを知っとる人は、イスラム教徒は
「右手にコーラン、左手に剣」
って言葉にもあるよーに、武力で宗教を広めたってイメージもあると思うけど、
これは十字軍の時代から数百年間、いやある意味今でも戦争やっとるキリスト教の偏見からで、
そもそも無理矢理押し付けられた宗教が今でも信仰を集めとるはずがないと思うんやけどね~。今も根付いとる宗教にしろ習慣にしろ、すべてはそれなりの「理由」があると思います。

昔ある会社に就職しとったときのこと。机に向かってせっせとパソコンとにらめっこ、
「今日も終電コースか・・・」
と仕事しとったとき、急に上司から俺宛に電話がありました。

上司:「おいのぶ、お前まだ会社なんか!?」
俺:「へい、こりゃ今日も終電コースでーす♪」
上司:「今すぐ帰ってテレビ見ろ!」
俺:「はぁ?仕事ほっぽり出して帰れますかいな~」
上司:「今ネット見れるな?ええから黙ってネット見ろ。えらいことが起こったぞ!」


へいへい・・・と上司の言うとおり会社のPCでヤッホーを見てみたら・・・
NYでその「えらいこと」が起こっとったやないですか!
ちゅーわけで、「上司の言うとおり」仕事を放り出して家に帰ってその日はテレビに釘付けでした。
はい、それがあの911テロの日やったのです。
それからの出来事は書くまでもあらへんけど、日本人はイスラム教に対する無知があるせいか、
それからのアメリカや日本の報道とかアルカイーダーとかのイメージで
「イスラム教=悪」
みたいなイメージが会社の支社の中でも出来あがりつつありました。
そこで「おいおい、ちょっと待て」と異議を挟んだんが上司と俺。
上司はかつて今時の小学生でも知ってる某大手商社でアラブ相手に仕事をし、UAE(アラブ首長国連邦)に駐在しとっただけあって、
イスラム教に対する知識はビジネス経験からけっこう豊富、理解はあった方でした。
俺は1年半の放浪でイスラム教の国にも数カ月彷徨って、上司ほど勉強はしてへんかったけど体験でイスラム教、ムスリム(イスラム教徒)とは何ぞやくらいは普通の日本人よりは理解しとるつもり。
上司と俺は当時働いとった支社唯一の1年以上の海外在住経験者、普段から仕事以外で海外情勢のことはあれこれ話しては「お前は海外を視る修行が足りん!」「オマエモナー♪」って軽口叩く関係やったさかい、
二人してイスラム教とは何ぞやを同僚に説明し、俺もこれをきっかけに、そして「この未熟者、もっとイスラムについて勉強せい!」と上司に尻叩かれてイスラム教の本をむさぼり読みんだことを昨日のことのよーに覚えとります。

まあそりゃさておき、
今日の雑談で、休憩に行くか行かないかの話になって、
「休憩に行ってもご飯食べれないからね~」
と言いました。
「なんで?体調悪いの?」
と聞いたところ、彼いわく、

「今、ラマダーンだからね」
* * *
さて、ラマダーンとは何でせう?
イスラム教にはラマダーンちゅー習慣があります。
日本じゃ「断食月」って言葉でラマダーンを表すけど、
イスラム暦の9月の30日間、日の出から日没まで飲食を禁じる宗教的習慣です。
ムスリムが行うべき義務の一つでもあります。
この間は食べ物や水はもちろん、タバコもダメ。
敬虔なムスリムになると唾でさえ呑みこまない人もおるとか。
また、注射や点滴、薬を飲むことも禁止であります。
「それやったら病人死ぬやん!」
って思うやろーけど、そこはアラーは別に「病人は死ね」と言うとるわけやのーて、
ちゃんと融通を利かせた「お慈悲」があったりします、そこは詳しくは書けへんけどね。
ちなみに、ラマダーンの間は確かに日本的解釈の日中は何も食ったらあかんけど、
日没から次の日の日の出までは飲み食い自由やさかい、
ラマダーン中の食事は豪勢になって深夜まで飲めや食えやの大騒ぎ、「断食月」やのに体重が増え、食費がかさむとか何とか。
それにしても、「断食」とは漢字を見るだけでおぞましいことやと思うけど、
別に1ヶ月間ずっと飲み食いするな言うとるわけちゃうし、
(ホンマにそんなことしたら普通死ぬっちゅーねん)
当のムスリムは「毎年のイベント」みたいなもんやさかい体が慣れとるらしゅーて、しんどいどころか楽しんどる風にさえ見えたりします。
上に書いた同僚も「体はしんどいけどお腹はすかない」と言うとりました。
イスラム暦って太陰暦やさかい毎年ラマダーンの時期が変わるんやけど、
今年のイスラム暦の9月は8月22日~9月20日まで、真夏のラマダーンはしんどいやろ~と思ったりします。まあこれも慣れなんか!?


俺が生まれて初めてラマダーンちゅーのを肌で知ったんは中国におった頃。
留学しとった大学の前に美味しい食堂があって俺もよー行っとったんやけど、
ある日、急に「閉店」してまいました。
留学生御用達でもあったさかい、繁盛しとらへんちゅーわけでもあらへんかったのに何で?
と思ったところ、店の前にゃ張り紙が。
そこには中国語でこう書かれとりました。

「ラマダーンにつき1ヶ月間休業します」

そう、この食堂は回族という中国のイスラム教徒が経営する食堂で、
イスラム教徒やさかいラマダーンの時期は閉店しま~す♪
ちゅーことやったのです。
回族はイスラム教徒ちゅーこと以外は見かけは漢民族とほとんど変われへんかったさかい、
その「ラマダーン閉店事件」で彼らがイスラム教徒ちゅーことを知った次第、ちょっとしたカルチャーショックでしたわ。
これが、俺の初めてのイスラム教徒とラマダーンとの出会いでした。
ちなみに、その食堂はラマダーンが明けたら何事もなかったかのよーに「開店」しとりました。
そしてもっとちなみに、中国語でラマダーンは「斋月」と書きます。

それから・・・・何年後か忘れてしもたけど、バックパック担いで世界中を放浪しとった時のこと。
パキスタンでラマダーンにぶち当たってしまいました。
ラマダーン@パキスタンでの初日は、パキスタンから中国に抜けるために中国のビザを取りに行く日でもありました。
(※今は中国行くのにビザ要らんけど、当時は必要でした)
朝一に宿泊先のラワールピンディから首都のイスラマバードの中国大使館までビザを取りに行ったんやけど、
あらかじめその日はラマダーン初日ちゅーことは知っとったさかい、前日に食糧を買い込んでビザ取ったらメシでも食うか、という魂胆でかばんに食糧をしっかり詰め込んどりました。
そして、めでたくビザをGETして「やれやれ」とばかりに中国大使館前にある草地に座って、回りに誰もおれへんことを確認してメシを食おうとしたら・・・。
どこからともなくパキスタン人数人がやってきて、Don't eat!!!と叫ぶやないですか。
ははん、ラマダンやからやな、せやけど俺は仏教徒、ラマダーンなんて関係ないもんね~。
はい、ラマダーンは異教徒には強制したらあかんのです。そして非イスラム国におるムスリムも、「守るも守らんもあんた次第」でアラーも寛容やったりします。
せやけど、彼らは俺の言葉に怒りだし、
「お前は仏教徒でも俺たちはムスリムだ!」
彼らのあまりの剣幕に「こりゃあかん」と判断、前にあった中国大使館まで逃げ込んで、
大使館スタッフに、
「今日ラマダーンで外でメシ食えん。ちょっと大使館でメシ食わせてもらえるかい?」
と中国語で説明。大使館員は笑いながらOK、「朝ごはんのためのプチ亡命」させていただきました。(笑

衝撃的なラマダーン初日やったけど、
ラマダーン中の日中は食堂や食料品店はもちろんシャッターを閉ざしてゴーストタウン同然。
イスラマバードもラワールピンディもシ~ンと静まりかえっとったけど、
それが日没寸前になったら様変わり。
「お前ら、一体今までどこにおってん!?」ちゅーくらいに町に人が溢れ返り、
町に活気があふれてきとるんが肌で体験できました。
そして日没のアザーン(イスラム教のお祈りの言葉?)が街中に流れると、
人はここぞとばかりに飲めや食えやの大騒ぎ。
道にゴザとか絨毯を敷いて外で食べる人もおって、街中を歩いとったら、
「おいそこのジャパニーズ、一緒にメシ食おう」
とお誘いと受けることも珍しくなく、ラマダーン中にラワールピンディにおった時は晩メシを自腹で食った記憶がどない考えてもありません(笑
ラワールピンディにゃKFC(ケンタッキーフライドチキン)があるんやけど、
ラマダーン中は営業時間が大きく変わります。もちろん、ラマダーンに合わせて「午後5時~深夜」まで営業になったりします。

せやけど、ラマダーンはやっぱしそんな習慣があらへん外国人にゃ辛いもの。
日本じゃ絶対経験でけへんイベントやけど、やっぱさっさと中国に逃げよう、と中国へ向かう足を急いでいざ中国へ。
とその前に、パキスタンから中国へ渡るにゃ必ず通る所があります。
それがフンザ
「フンザ」って聞いてピンと来る人はかなりの通、一発で場所も説明できる人は神です(笑
フンザって国際政治的にゃ「パキスタン領カシミール」って言うんやけど、
インドとの国際紛争中で国境が定まってへんとこでもあり、いちおうながら当時は「用がなけりゃ立ち寄らないよーに」って日本大使館から注意があったとこでした。
せやけど、別にいきなりインドからミサイルが飛んでくるよーな緊張感あるとこでもあらへんし、
フンザって何より旅行者、バックパッカーにとっちゃ「死ぬまでにゃ一度は行ってみな」ちゅー聖地(?)でもあるんですわ。
フンザについて書きだしたらまたブログが長くなるさかい、また機会があったら書くとして、
フンザに行って不思議なことを体験しました。
フンザってもイスラム教、おまけにラマダーン中やさかいまた昼間にメシ食われへんのやろな~、
って覚悟を決めて行ったんやけど・・・。
あれ?みんなメシ食ってるやん、水飲んでるやん、タバコ吸ってるやん(謎
それが毎日続くし、普通に食堂も開いとるし、俺もメシ食っても何も言われへんし。
不思議やなー、ちゅーかお前らラマダーン中やろーが!
と俺が怒ってもしゃーないけどホンマに不思議やさかいフンザ住民に聞いてみたところ、
彼らは笑いながらいわく。
「ラマダーン?ノープロブレムだ」
何がノープロブレムなんかさっぱりわからへんかったけど、
たまたま安宿でコピーした「フンザの知識」によると、
彼らはイスラム教徒っても「アガー・ハーン」って宗派で、イスラム教言うても実にいろんな宗派があるみたいですわ。
この「アガー・ハーン派」は戒律がかなり緩いみたいで、そのためラマダーンでも「ノープロブレム」なんやとか。
まあ、その前にに行ったトルコのイスタンブールや、その後に行ったインドネシアもけっこう戒律が緩い「なんちゃって」レベルが中のイスラム教やったけど、
このフンザもけっこう「なんちゃって」な所でもありました。

そしてその後にいざフンジュラーブ峠という高度約5000mの峠を越えて中国に入り、
タシュクルガンちゅー中国の国境の町で一泊し・・・いや、中国税関の勝手でしたくもないのにさせられました(笑
そこのホテルでパキスタン人と一緒の部屋になったんやけど、
そのパキスタン人がまたえらい敬虔なムスリム、もう細胞膜までイスラム教徒って感じでした(笑
その彼に、まだ外は暗いのに起こされた俺。
「一体何やねんな~」と極めて機嫌が悪い俺に、
「メシ食いに行くぞ!」
彼はめちゃくちゃハイテンション。おまけに時間は深夜3時
「日の出になったらメシ食えないぞ」
という彼に、
「俺仏教徒やからいつでもメシ食うって。あんたらムスリムとはちゃうんやって」
と更に機嫌が悪くなる俺。
結局、トンチンカンな会話の末に彼に無理矢理外に連れ出された俺。真冬やったさかい外はマイナス20℃近く。
寒いを超越した気温の中連れて行かされたんは、ムスリム専用らしき食堂。
それだけやったらええんやけど、そこで出た食事は、もうこんな深夜に食えるかアホ!ちゅーよーな量の食事の数々。
それも深夜に食うもんちゃうやろ!ってくらいカロリーが高そうなもんばっかし。深夜のラーメンなんてレベルやない(笑
俺は見るだけで吐き気しそうやったさかい何も手をつけられへんまま朝を迎えたんやけど、
俺のラマダーン見聞録は以上終わり。
今こないして書いたらええ思い出やなー、もう後悔してもしゃーないけど、せっかくのラマダーンやったさかいネタ収集のためにもっと経験しときゃ良かったかな!?
こん時は旅に疲れてちょっと望郷の念が強かったさかい(笑


そして、上に書いた同僚との会話の「ラマダーンだからね」の後に、
「ああ、今年は今がラマダーンの時期なんやね」
と言った俺。
同僚は「ホンマにラマダーンのこと知ってるんかよ?」ちゅーよーな、ちょっとナメてかかったよーな顔で、
「のぶさん、ラマダーンって知ってる?」

「そりゃ知ってますよ~( ̄ー ̄) 俺のオタク分野が中国だけと思ったら大間違いでっせ☆」

「じゃあ説明して」

その後、ラマダーンとは何ぞやを「孔子に論語」「釈迦に説法」ならぬ「ムハンマドにコーラン」とばかりにムスリムの彼に説明したところ、
「おおすげえ!よく知ってるね~♪」
と本物のムスリムからお褒めの言葉を頂戴しました(笑
ザクとは違うのだよ、ザクとは。この俺様の35年の知識と経験値をナメんなよ~♪
しかしまあ、911テロの時にさっくり勉強した、ちゅーか30%くらいは「宿題じゃ~」とかつての上司にさせられたイスラム教の知識が、約9年後にこんなとこで役に立つとは。
アラーアクバル(←「アラーに栄光あれ」って意味のアラビア語)とアラーに感謝いたしやす(-人-)

いや~、久しぶりにブログ書くと、ペン・・・もとい指が勝手に動き出して溢れるくらいの

長文

になってまいましたな・・・。こりゃ読んでる方がしんどいか(笑
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テーマ:雑記
ジャンル:ブログ

コメント

■ Re: タイトルなし

>usagiさん

更新もされてへんブログにお越しいただいておおきにです(笑
SNSの方は最近ログインすらしてへんけど、ここでしばしリハビリして近いうちに復帰します、
ちょっと待ってて下さいね~。

ラマダーンは日本じゃまず経験できへんことやさかい、
こういう経験するんとせーへんのじゃ知識にえらい差が出てきます。
当時は正直何も考えてへんかったけど、こないしてネタに出来るんもラマダーンのおかげ、
ワシの人生は伊達やない(笑
2009/08/31 URL のぶ@大阪 #- 

■ 

いつ更新されるか、楽しみにアクセスしてましたよ。
海外渡航で観光よりも国と人を見てきたんですね。視点が違う。いやさすがです。
今回も知らないことばかりで、勉強になりました。
2009/08/28 URL usagi #e6g/TlK. [編集] 

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