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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■ユーモア

日本人はユーモアセンスに欠ける

っていきなり赤字でデカデカと書いてみたけど、
日本人にユーモアがない、ってのは昔からよく言われてること。
せやけど、果たしてそれはどうなんかな?と思ったりもします。
最近、ようつべでよく「笑点」を見たりするけど、あれこそ日本流のユーモア、
こんな年齢になって「笑点」の面白さがわかってきたような気がします。
毎日「笑点」を見ては爆笑させてもらってるけど、
落語なんかは日本が数百年間育んだユーモアの結晶みたいなもんやと思うし、
なかなかウンチクがあって面白い。

で、日本の歴史上、「ユーモアのセンスを持て」と「社訓」に入れた唯一の組織があります。
それが昔の日本海軍やったりします。
軍隊にユーモア?って不思議に思うこともあると思うけど、
旧日本海軍はイギリスを模範として作られたもん、そしてイギリスときたらユーモア。
ほとんどブラックジョークなもんも多いけど、イギリスのユーモアもなかなか味があって面白い。
日本海軍は、そんなエゲレス風のユーモアまで導入してしまった、ってことですわ。
一般企業で言えば新入社員に向けた社長訓示のような「初級士官心得」には、
「つねに修養に努めよ」
「一日に30分でよいから読書する習性をつけ、判断力の涵養に努めよ」
「報告はマメに行なえ」
「小言をいわれるうちが花である」

などなど、まだ20代前半の鼻たれ小僧士官のために色々な訓示が書かれとるんやけど、
そんな中に標語のような言葉も並んでて、その中に
「ユーモアは一服の清涼剤」
って書かれたりします。
「士官たるもの、ユーモアを愛して常に心に余裕を持たないといけない」
ってことらしいけど、確かにジョークが好きな人はどっか心に余裕があるというか、
ちょっと一歩離れた大人って感じがします。
まあ、日本人は概してカチカチの真面目人間が多くて、それが「美」と周囲も認める社会やさかい、
ヘタにジョークなんか言ったら怒られることもあるし、
「おっさんギャグばっかし言いやがって」
とバカにされることもあります。
個人的にゃ、おっさんギャグ大歓迎、全然ええやんか、って思ったりもするんやけど、
そういう意味では、日本人は「ユーモアはある」けど「ユーモアを解する心の余裕がない」って言えるんかもしれませんな。

で、ちょっと話は変わるけど、
昔の海軍は通訳・国際法顧問などの肩書で一般人も雇ってたのは案外知られてません。
軍服を来たお役所の中で商人服(←海軍隠語で「スーツ」のこと)来た、いかにも軍人らしくない人がチラホラおったんやけど、
これは将来的にイギリス海軍みたいにシビリアンコントロール、つまり大臣は文官にしようとする候補生やったとも言われとります。
そして、彼らにゃ「通訳」とか「国際法顧問」の他に彼らは重要な任務があったりしました。
それは、
「第三者としての目で自分の組織、つまり海軍を見てアドバイスして欲しい」
ということ。
つまり、あんたらは海軍職員やけど視点は海軍であってくれるな、ってことなんです。
その理由は、書きだしたらまた長くなるさかい省略するけど、
そんな彼らにある日、連合艦隊の演習を見学せよという「命令」が届きました。
一回はこういう弾が飛び交う状態を見せないといけないな、というはからいやけど、
その演習が終わって、九州の別府で停泊した時のこと。
連合艦隊の参謀長からその文官に、旗艦から発光信号が届きました。
その内容は、

発連合艦隊参謀長
宛○○書記官
貴官ハ明日一〇〇〇兵器ヲ持参ノ上三号埠頭ニテ集合サレタシ

軍服着てへん文官の書記官が「兵器」を持ってるのもおかしいけど、
確かにその書記官は軍艦に「兵器」を持ち込んでたのです。
この信号を取り継いだ水兵は「兵器って何じゃ???」って不思議そうな顔をしてその書記官に連絡したんやけど、
彼は「わかりました」と一言言って「兵器」を取り出して準備に取り掛かりました。
そして次の日、ゴルフバッグを担いだ書記官は埠頭に向けて軍艦からボートに乗って行きましたとさ。
これでおわかりでしょう。
「兵器」とは実はゴルフ道具一式のことで、上の信号を噛み砕いてみると、

「お疲れさん、明日別府のホールでゴルフやるから10時に集合ね」

ということ。
めちゃ堅そうな文章、それも公文書扱いの発光信号でお知らせしとるけど、
結局はゴルフのお誘いやったのです(笑
ここでカチカチ頭の真面目人間は、
「ゴルフなんて私用だぞ。私用に発光信号を使った上に『兵器』だと!ふざけてるにも程がある」
って怒りだすと思うけど、
ゴルフセットを「兵器」と見なした発光信号、それも連合艦隊の参謀長が送ったなんておもろいことするな、と思うのは俺だけでしょうか?(笑
これも海軍のユーモアの一つ、今の会社じゃ私用メールしたらあかんとか、仕事中はネット見るなとか、
かくもやかましいこと言うとるけど、
それもこれも「心の余裕」がないことが土台になって、何もかもカチコチになっとる証拠やと思います。
昔の海軍は、こんな信号がしょっちゅう交わされとったらしく、この日記じゃ割愛するけどもっとおもろい発光信号の会話も残されとります。
もう当時泣く子も黙る(?)連合艦隊が公私混同しまくりってことやけど、今のユーモアなんて言うてられへん時代やからこそ、
ちょっとしたユーモアを理解してちょっと出してみると、ギスギスしとった空気がちょっとはほぐれるかもしれません。
ちょっと同僚宛にこんなメールを出してみたらどないですか?

貴君ハ明日二〇〇〇「大吉」ニテ給油ノタメ集合サレタシ

「明日の夜8時に大吉で酒飲もうや」ってことやけど、酒飲みを「給油」にしてちょっとユーモラスに書いてみたらちょっと面白くなるかも。
え?公私混同って?そんな堅いこと言わない言わない(笑
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テーマ:雑記
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