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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■シュリーマンの語学学習法

さて、「週刊 のぶログ」のお時間がやってきました♪
寒いのに経費削減で暖房は出来るだけつけへん、ただでさえ不況で寒い世の中やのに余計に寒くなってるBJのぶです(笑

さて、不況や何やって明るいニュースが全然ない世の中やけど、
「春が来ない冬はない」って言葉もあるよーに、永遠にこんな状態が続くとは思いません。
「いつか」は晴れる時が来る、今は我々個人の力じゃどうにもならんから、ここはじっと耐えるのみ。
せやけど、ただじっとしとるだけっちゅーのも、もし目の前に絶好のチャンスが来ても指くわえて見てるだけになるから、
「晴れた時」に備えて自分投資にいそしむのみ。
今日は、今のうちに自分の実力の蓄えをしときたい人にとっちゃ、ちょっとは参考になるかもしれませぬ。
* * *
ハインリヒ・シュリーマンって人のことは聞いたことあるでしょうか?
歴史とか考古学に興味ある人やったら一発でわかると思うけど、
彼は伝説だけの存在と思われとったトロイヤの遺跡を実在するものとして証明した人で、
小さい時に聞いたホメロスの叙事詩にあるトロイヤのことを聞いて、
「絶対に掘り当ててやる」
と夢に抱き、その資金を得るために商売をし、巨万の富を得てそれをすべて発掘費用に当てて、幼い時の夢を実現した人でもあります。
俺も小学校の時に隣のおっちゃんからもろ子供向け考古学の本にシュリーマンのことが書いてあって、子供心に「すごいな~」って思ったことがあるけど、
その心を大人の時まで持ってたらな~と今頃後悔して仕方ないか(笑
まあ、遺跡発掘の時とか商売人の時にゃ「目的のためなら手段を選ばない」的にかなり悪どいこともやっとったらしいから、人格的な評判は賛否両論やけど、
そんなことは他の人に任せて、今回は彼の語学面を見てみることにします。

シュリーマンは語学の天才とも言われて、自己申告だけでも母国語のドイツ語はもちろん、ラテン語・古代ギリシャ語・現代ギリシャ語・英語・フランス語・オランダ語・スペイン語・ポルトガル語・ロシア語・アラビア語が「専門知識を用いた話が出来る」レベルで、
他にもトルコ語・イタリア語・デンマーク語・スウェーデン語もしゃべれたそうです。
それも、ほとんどが独学ちゅー恐ろしさ。
一体お前は何か国語わかるねん!?ってすごいを通り超えて呆れそうにもなるけど、
シュリーマンは何もフフフン♪とボケーっとしとったらマスターしたんやございません。
ちゃんと彼なりに勉強しとったみたいで、彼の自伝にオリジナルの語学の勉強法が書かれております。
シュリーマンが語学を勉強するよーになったんは、トロイの遺跡発掘のためっちゅー「長期目標」のためでもあったけど、
短期~中期的にゃ「お金を稼ぐため」というか、「給料をアップさせるため」と自伝に書かれとって、
オランダでは給料の半分を勉学、つまり自分投資に費やして家もボロ家、食費も切り詰めてたそーな。

「みじめな境遇と、努力すればそこから抜け出せるという確かな見通しほど勉強に拍車をかけるものはない」

と自伝に書いてるよーに、自分を谷底に落として這い上がらせるという、自分に鞭打つようなハングリー精神で自分の実力を蓄えていきました。
これは蛇足やけど、シュリーマンがこれだけ勉強に集中したんは、幼馴染かつ初恋の人やった女性に結婚を申し込めるような男になりたい、
ちゅー執念もあったよーで、恋の力は男を震え立たせること、ちゅーことですわな。

で、肝腎のシュリーマン流語学勉強法は、彼の自伝によると以下の通り。

1.大きい声で音読すること

2.ちょっとした翻訳をすること

3.毎日1回は勉強すること

4.興味ある対象について(その言語で)作文を書くこと

5.(もしいれば)4.を先生に添削してもらうこと

6.文学作品を丸暗記すること


なんや~簡単やん♪
って思う人もおると思うけど、その通りシュリーマンは別に特別なことはしとらんのです(笑
そして、これってよーく見たら語学に必要な「話す・聞く・読む・書く・翻訳する」能力をすべて鍛えられる、バランスが非常に整った勉強法と言えると思います。
シュリーマンが強調しとるんは「暗記」。語学の勉強は最初のうちは暗記あるのみで面白くないけど、
確かに理屈抜きでの暗記は語学の勉強にゃ必要で、
シュリーマンは元々は暗記力が悪かったって自分でも言ってるけど、こないして自分にゃ負荷が大きすぎる勉強法を自分に課すことによって、
1年たったら記憶力が非常に良くなった、と自伝に書いとります。
これ、何もシュリーマンの気のせいでも何でもなくて、最新の脳科学からも立派に証明できます。

脳の神経細胞は生まれた時に完成され、それからは死滅するばかりで増えたりはせーへん。
というのが脳科学の常識で、20代以上の人は少なくてもそういう常識を聞いたことがあるはずです。
そう、それが「常識」でした、10年前まではね。
詳細は省略するけど、2002年に「記憶の神経細胞は増加する」という学説をイギリスの学者が発表、世界に大衝撃を与えました。そりゃ「世界の常識」が一夜にして「非常識」になったさかいに。
記憶を司る部分は「海馬」と呼ばれる所なんやけど、そこの神経細胞は年齢に関係なく鍛えたらどんどん強くなることが統計的に証明されたわけです。
これがどれだけ衝撃的かっちゅーたら、これで「近頃年で記憶が・・・」「俺生まれつき記憶力悪いから」っちゅーのがただの言い訳+怠慢ということが科学的に証明されたわけで(笑
これはまだ完全に解明されてへんさかい、もっと細かいデータが求められとるけど、
シュリーマンは「1年で記憶力が良くなった」って書いとるさかい、意識的に脳の海馬に必要以上の負荷をかけて神経細胞を急激に増殖させたことがこの記述からわかります。
つまり、シュリーマンは21世紀になって証明された脳科学に基づいた、理にかなった方法を実践しとったってわけなんですわ。


かくして、シュリーマンは、当時は貿易会社の小間使いみたいな仕事をしとったわけやけど、
小間使いで外に用事で出て行く時はもちろん、郵便局とかでの待ち時間とかでも常に暗記に努めとって不断の努力をした結果、
半年で英語をマスター、続いてフランス語も半年でマスターしたそーな。
スペイン語・ポルトガル語は6か月どころか6週間でOKやったとかで、その調子で何か国語もマスターしていったそうです。

このシュリーマンの語学勉強法を見てみたら、ウェイトトレーニングで体を鍛えるのと同じで、
脳に「暗記」ちゅー「負荷」を与えて記憶力を鍛えていって、その記憶力でどんどん覚えていく
ちゅーパターンですわな。
特に、音読は俺もやってますがものすごい頭に入ってきまっせ~。
中国に留学してた頃、学校の原っぱで教科書を見ながら音読しとって他の留学生にゃ「変な奴」って思われとったらしいけど(後で聞いたらねw)、
俺は江戸時代~明治時代の日本人が当たり前のよーにやっとった「素読」をそのままやっただけやったんやけど、
これが目で見て耳に入って口も動くさかい、語学学習にとっちゃ一石三鳥のおいしい学習法なことは俺も保証しますわ。昔の人は偉い、実に偉い。

で、シュリーマン流語学学習法を現代なり、ちゅーか俺なりに消化してみると・・・

1.意味わからんでええから音読すること(素読のすすめ)
2.翻訳してみること。
3.出来るだけ多くの単語・フレーズを暗記してみること
4.Wikipediaとかの(勉強してる)外国語サイトを見て目を養うこと
5.4.でわからない単語があればどこかにメモっておき、意味を調べるのは後にすること
6.教養程度に軽く「親戚言語」も勉強すること
(※英語なら仏語・独語、中国語なら韓国語・ベトナム語、方言の広東語など)
7.ネットラジオを使ってそれを常に流しておく
(耳を慣らしておくことが目的やさかい、聞いてわからなくてもいい。英語ならBBCラジオがお勧めです)
7.外国語で作文を書いてみる(今風で言うならブログを書いてみる)

とまあ、こんな感じかな?
今はネットを使ったらある意味何でも出来る時代、ネットを使わん手はありません。
Wikipediaを外国語で見るとかは俺もやってるけど、英語やったらこんなサイトもあったりします。

BBC Learning English

エゲレスのBBCが「本家のイングリッシュってのを教えてあげまっせ、無料で」ちゅー太っ腹サイトで、
サイトの説明が全部英語やけど(イギリスのサイトやから当たり前か)、いちいち頭の中で日本語に訳すより、まずはこないなサイトを見て「英語を英語で理解する」訓練をしてみましょう~。

かく言う俺も、今年は英語を集中的に勉強してTOEIC受けるつもりやけど、
これから語学を勉強する人や、「外国語を勉強したいけど、どない勉強してええかわからへん」言う人の参考になったら幸いですわ。
こないして「自分投資」をしていって、この不況を乗り切る自分への防備として、「数年後に笑うのは俺や!」と今は歯をくいしばって、チャンスを待ちつつ爪を砥いでましょう~。
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