のぶログ (THE WEBLOG WITH OSAKA DIALECT)

大阪人の、大阪人による、大阪人のため・・・のブログ!?

ブログランキング

ブログランキングに参加しています。 面白い!と思ったらクリックしてあげて下さいm(_ _)m



にほんブログ村 歴史ブログへ

にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ

にほんブログ村 歴史ブログ 近代化遺産へ

よろしく!








blogram投票ボタン






ブログ内検索

プロフィール

BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

質問・お問い合わせはこちら

名前:
メール:
件名:
本文:

人気ブログランキング

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

■■■砂漠化へ進む中国

北京に黄砂、「砂漠のよう」 過去5年で最大規模

北京の黄砂

日本でも、つい先週くらいに黄砂が偏西風に乗って上陸、
各地で黄色い砂が降ってきた~って報告があったけど、
やっぱり黄砂の大元の中国でも吹き荒れて、
北京あたりで黄砂でえらい被害を食らっとるそうやな。

* * *
黄砂(または黄沙)とは、中国北西部にある土地の砂、
またはゴビ砂漠とか遠くタクラマカン砂漠の砂が、
空高く舞い上がって風に乗って、偏西風に乗って中国はもちろん、
日本とか韓国にまでやってきて降下する現象のことだす。
ふつうは3月から今ごろによく現れるんやけど、
この時期は、中国北部に行く人は必ずメガネ、いや、
コンタクトはめとる人はゴーグル着用、それがイヤなら中国行くな、
っちゅーくらいの黄砂の嵐ですわ。
韓国じゃ黄砂で外出禁止令が出たこともあるらしいし、
黄砂の故郷(!?)のゴビ砂漠付近やと、砂嵐が吹き荒れて、
砂漠の中で遭難することもあるそうな。
中国やと黄砂濃度がもちろん日本より濃いせいか、
空は黄褐色になってもーて、晴れてても黄砂で光が遮られるくらいになりますんやわ。
これが、実際に行ってみんとわからんっちゅーくらいの濃さで、
コンタクトはまずやめといた方がええかもしれまへん。
こないな時にメガネでよかったなーと思ったりもするけど、
それでも砂が目に入ってかなり痛いですわ。
日本でも九州あたりは毎年黄砂が来るさかい、
「黄砂注意報」なんてもんがあるって聞いたことあるけど、
その黄砂の量が毎年増えつつあるみたいですわ。

原因は、もちろん中国の砂漠化が主原因。
今はペンペン草一つも生えてへん、または木なんか生えてそうにあらへん、
中国北西部の黄土高原と言われる地域、
昔は緑豊かな森林やった、ってゆーたら信じられまっか?
今は木はおろか草すらあんまし生えてへん、
人工の壁としちゃ世界一の長さの万里の長城の周囲、
大昔は森やったってゆーたら、信じる人は少ないと思いますわ。
せやけど、これは全部ホンマなんですわ。
昔は水も豊かで鳥はおろか象まで住んでた自然の宝庫やったんやけど、
開発で森がのーなって、自然のサイクルが壊れて荒地に・・・
ちゅーパターンを繰り返しとるうちに、
土も事実上死んでもーて砂漠になり、木はおろか草さえもロクに生えへんよーになった、
ちゅー経緯ですわ。
なんでそんなに木がのーなったんかゆーたら、
どーやら陶磁器の製作と、レンガの製造が原因やと言われとりま。
これを作るにゃ火が必要なことはもちろんやけど、
大量に磁気やレンガを作るにゃ大量の木が必要になりま。
陶磁器はのちに火力が石炭に変わったけど、
レンガは町の城壁とか万里の長城の建築にどんどん使われて、
更に戦争の度に、王朝が変わる度に城壁が壊れて再建築になって、
更に大量のレンガが必要になる、そしてまた木が伐採されて・・・
ちゅーことを繰り返しとったら、知らん間に全部切られて砂漠になっちゃった・・・
これがある意味中国4千年の裏の歴史ですわな。

中国、特に中国北部に行ったことある人はわかると思うけど、
とにかく山という山に木どころか草すら生えてへん光景を見たことあると思いますわ。
自然が豊富な日本に生まれ育った日本人にとっては、
その光景は異様とも思えるくらいですわ。
「わぁ~、さすが中国、壮大だわ」
と感動しとる人もおるけど、自然破壊の結果に感動してどないすんねん、とワシは素直に感動できまへんわ。

せやけど、現代になったらさすがにあらへんやろー、
と思う方は甘いでっせ。
この自然破壊による砂漠化、現在も進行中ですわ。
NHK特集でやっとった「新・シルクロード」っちゅー番組があったけど、
あの番組の一つに、砂漠に呑み込まれた王朝の都のことをやっとりました。
そして、砂漠のオアシスも川の流れを人工的に、そして強引に変化させた結果、
川が流れとった流域に水が来なくなってもーて、
実質古代からの歴史がある町が死に絶えつつある、ちゅーことを。
その町も、100年前は森林もあった豊かな土地やったんやけど、
川の中流にダムを作った結果、下流にあるその町は砂漠化が急激に進んで、
人が住める状態やのーなりつつあります。
中流に人口が増えたさかい、中流に水を集中させて農業を豊かにする、
っちゅー政策らしいけど、それで下流の人間が死んでもええんかいな?
と相変わらず近視的な、臭いものには蓋をしろ政策しかできへん中国に呆れたりしとりましたわ。
映画の「風の谷のナウシカ」で、村が腐海に呑み込まれて死んでもーた、
ちゅーオープニングがあるけど、
この「腐海」を「砂漠」に置き換えたら、まさに今の中国のシルクロードあたりで繰り広げられとる砂漠化の嵐に当てはまると思いますわ。
あの映画も、もしかしてほっといたら世界中こないなりまっせー、ってことを言いたかったんかもしれまへんな。

もちろん、中国政府も何もやってへんことはのーて、
トップダウンで植林とかをしとるんやけど、
こんなもんは所詮手遅れ、焼け石に水程度のもんやし、
何より教育やテレビなどで環境問題をロクにやってへん弊害か、
木が育ったらすべて伐採されて元の木阿弥・・・
ってことも各地であったりします。
特に、最近は「改革・開放」政策で急成長しとるけど、
それがモラルの低さ、教育の悪さなどで暴走して
「金儲けのためなら何してもええ」
ゆー風潮になってきて、
商売習慣の無視、治安の悪化はもちろん、
森林伐採などの環境破壊が、元々自然が豊富な四川省・雲南省等にも広がってきとります。
取り締まろうにも軍隊並に武装したヤミ伐採組織があって、
警察の武装程度じゃ歯が立たんらしいだす。

中国の砂漠化は着実に進行しとって、
数百年前、いや、数十年前までは水源が豊富なオアシスやったのが、
水源が枯れたりして集落を放棄、そのまんま砂漠に埋もれてまう所が増えとります。
その砂漠化は中国の奥地だけやのーて、実は首都の北京の近くまで迫ってて、
ヘタしたら22世紀にゃ北京ってあらへんのちゃうか?
ってなくらいの危機なんやって。
まさか首都が、って思うやろーけど、1000年前に西域に栄えた西夏って王朝がありました。
西夏は仏教を保護したさかい、その都は一大仏教都市として栄えたんやけど、
突然都を放棄してそのまま歴史の渦に消えていきました。
なんで都を放棄したんかはわからんままやったんやけど、
最近は砂漠化で人が住めんよーになったんちゃうか?
って説が出てきとります。
それが真実やったら、北京も歴史の轍を着実に踏んどるっちゅーことかもしれまへんな。

これ以上黄砂の量が増えたら被害は増すばっかし、もう中国国内の問題やのーて、東アジア全体の問題ととらえることができると思いますわ。
「これは内政干渉だ。ほっといてくれ」
と中国がゆーとる場合やおまへん、
日本も対岸の火事として考えずに、これはもうちょっと真剣に考えるべきことちゃうかなーと思いますわ。
スポンサーサイト

テーマ:中国
ジャンル:海外情報

コメント

■ 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/06/05   # 

■ NoTitle

>omiidonはん

>黄砂て、黄河の砂がとんでくるんやって
いやいや、ハズレやおまへんで。黄河は名前のとおりマジで水が黄色いんやけど、
その黄色の原因は黄土高原の土、つまり黄砂の主成分(!?)ちゅーわけですわ。

>めちゃくちゃな奴等でんな
人民解放軍が密輸の手引きやっとるって言われとる世界やしね(苦笑
香港~中国の密輸も、ジャッキー・チェンの映画にもなった
沿岸警備隊が、機関銃持って密輸組織を海上で追いまわしても、
最後に中国の軍艦が出て来て歯が立たんらしいですわ。
ウソのよーなホンマの話で、
「人民解放軍一個中隊 警察署殴りこみ事件」
ゆーのが中国某所でありましたわ。
226事件のできそこないのよーなこの事件、
これはかなりネタやさかい、ブログに書こうかな。
2006/04/20 URL のぶ@大阪 #- 

■ NoTitle

>Take@志摩はん
難しいことはわからへんけど、
黄砂は春の雪みたいなもんになってきましたな。
たぶんこれからもっと増えるさかいに、
抜本的な解決策を国際的な会合で話合わんと、
北京はおろか韓国まで砂に埋もれそうやし(汗

>中国には環境面でもがんばってもらわないといけません
政府は何らかの対策は立てとるんやけど、
何せ中国は政府がゆーても地方がゆーこと聞かん世界やさかい、
地方が勝手にやって余計に環境を悪化させとりま。
まあ、正直中国全土を政府直轄地にせん限り、
(北京・天津・上海・重慶は直轄地だす)
抜本的な改革は期待できへんと思いま。
2006/04/20 URL のぶ@大阪 #- 

■ 

そんなえらいことになっとるんですか。びっくり(ΘoΘ;)
武装したヤミ伐採組織て、めちゃくちゃな奴等でんな(>_<)
黄砂て、黄河の砂がとんでくるんやってずっと思とりました、ハズカシ~(-.-;)
2006/04/20 URL omiidon@ケータイ #1KJEwgZs [編集] 

■ NoTitle

 のぶさん、こんばんは。
>日本も対岸の火事として考えずに、これはもうちょっと真剣に
>考えるべきことちゃうかなーと思いますわ。
 黄砂の話、本当に人事ではないようです。この冬、中国からの黄砂が多く、それを核として雪の結晶もたくさんでき、大雪になった、と、言う話があります。
 仕事で色々教えてもらっている工学部分子素材学科の教授は、日本で豪雪対策するよりも、中国の砂漠に黄砂をある程度固めて飛ばなくするような粒子固化剤(様はある種の接着剤みたいなもの)をまいたほうが安くつくと言っていました。
 エチゼンクラゲの大発生も中国沿岸海域の富栄養化が絡んでいるような話だったと思いますし、中国には環境面でもがんばってもらわないといけません。
2006/04/20 URL Take@志摩 #u8NJbzl. [編集] 

■ コメントの投稿










トラックバック

≫ http://parupuntenobu.blog17.fc2.com/tb.php/454-8a98991f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)