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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■風邪ひきかけには葛根湯

今日のうちの部屋は、ストーブつけてても底冷えでかなり寒いですわ。
足元からススーっと冷房が・・・、題して床暖房ならぬ床冷房
って冗談ゆーとる場合やおまへんわ。
今も震えながらブログ書いとるんやけど、
この時期になったら風邪ひく人多いですやろな。

風邪、この言葉は元々は中国医学用語で、
中国医学の、病になる原因の一つに、
「邪が外から体に侵入してくる」
ちゅー考え方がありますんやわ。
その「邪」にはいろんなもんがあって、
「火邪」「暑邪」「湿邪」「燥邪」など、気候とか季節によって様々なんやけど、
その中でも、季節や気候とかに関係なく存在するんが、
「風の邪」
つまり「風邪」なんですわ。
中国ではこれはあくまで医学用語やさかい、一般的にゃ使われとりまへん。
ちゅーか、「風の邪」がもたらす病は「風邪」とは限らんし、そもそも中国医学にゃ病名なんておまへん。

で、その「風邪」は首筋から背中から侵入するって考えられとって、
風邪の引きかけが首筋や背中がゾクゾクってする経験から得られたもんやと思いますわ。

で、西洋医学じゃ、「風邪」は風邪、強力編にインフルエンザがあるくらいやけど、
東洋医学じゃ、風邪ゆーてもいろんな風邪があって、その症状や患者の状態によって処方される薬がちゃいますねん。

その中でも、昔から風邪には「○△□」って言われとるんが、

葛根湯(かっこんとう)

ですわ。

昔から、風邪引いたらとりあえずこれを飲め、っちゅーくらいに知れ渡った薬で、
漢方なんて知らんわい、って人でもこの葛根湯は知ってる人多いと思いますわ。
この葛根湯、日本じゃ縄文時代に編纂された中国の医学書にも記載されとるくらいの、漢方薬of漢方薬で、
名前のとおり、主成分は葛の根っこですねん。
飲んだ人はわかるけど、なんかカレーのできそこないみたいな味がするけど、
これは葛の根の次の主成分の麻黄(まおう)ゆー生薬の味ですわ。

日本は隠れた薬草王国で、そこらへんに薬草がゴロゴロしとるさかい、
伝統的に薬学(漢方)が発達したんやけど、
日本でも風邪とくれば葛根湯が勝利の方程式みたいになってて、
「葛根湯医者」
ゆー言葉まで生まれとるし、古典落語でも藪医者のことを「葛根湯医者」言います。

せやけどこの葛根湯、確かに「風邪」言われる症状の7割にゃ効くゆーても、
全部の風邪に効くわけやおまへんで。

葛根湯が効果を表す症状は、
・関節とか筋肉が痛む
・寒気がしてゾクゾクする
・肩とか首が張るよーな感じ
・鼻がズルズルいう

などなど、まさに「風邪ひいたかな?」ってな時に飲んだら、一発で効果あります。
せやけど、この風邪の初期を過ぎて、高熱が出たり、吐き気がしたり、
動かれへんくらいに体が痛い、ってな時はIt's too lateで葛根湯は効果おまへん。
あと、食欲も重要な要素で、葛根湯が効くんは、体はだるいけど食欲はある、または少し細い程度、
もう食う気力もあらへんゆーひどさになったら、体力がのーなって「邪」が胃にきてるってことで、別の薬を使用します。
「風邪には葛根湯」は決してハズレやあらへんけど(むしろ当たってる)、
どんな風邪にも効くってわけやあらへんさかい、飲むタイミングを間違えたらあきまへんで。

で、この葛根湯、何も風邪専用薬ばっかしやおまへん。
これ、実は昔から肩凝りの特効薬としても使われとって、肩とか首が凝ってる人に対しても効果ありだす。
これも、体力があって食欲がある時に用いますんやわ。
また、冬になったら風邪でもあらへんのに鼻水が出るって人もおるけど、
これも葛根湯である程度の効果が期待できますんやわ。
ちなみに、蓄膿症とかアレルギー性鼻炎にも効くけど、これは漢方に詳しい医者とか薬剤師の指導が必要だす。素人判断でやったら逆効果の可能性もあるさかい、気をつけてくんなはれ。

で、名前は同じ葛根湯でも、日本と中国では成分がちょっとだけちゃいますんやわ。
ホンマにちょっとだけなんやけど、
日本の葛根湯と中国のは、生姜(しょうきょう)の成分比率がちゃいます。
しょうきょうって読むけど、生姜には変わりありまへん。漢方では生姜を「しょうきょう」って読むだけやさかいに。
日本の葛根湯は、生姜は重要な主成分なんやけど、中国では脇役に過ぎまへん。
なんでかは知らんけど、中国じゃ臨機応変に成分の量を変えるさかい、成分量なんか目安に過ぎんってのが当たり前のせいやと思いま。

今、葛根湯だけやのーて、漢方薬はエキス剤としても薬局とかで売ってるさかい、
かなり気軽に飲めるよーになりましたわ。
漢方エキス剤は日本の発明で、中国じゃ邪道や、とほんのつい最近まで使われてへんかったんやけど、
ここ数年で中国でも出回ってるみたいですわ。

ぶっちゃけ、葛根湯は葛の根っことか生姜とかを粉にしたもんやさかい、
知識があったら自分で作ろうと思ったら作れますで。
他人に飲ませたり、売ったりしたら法律違反やけど、日本やったら材料がそこらへんの山にニョキニョキ生えてるさかい、
薬事法以前の民間薬が広まってた世代(うどん屋で風邪薬が売ってた頃)のおばあちゃんあたりに聞いてみたら、けっこう知ってると思いますわ。

家にはこれでもか!ってくらい葛根湯のストックがすごいけど、
風邪ひいたな!と思ったら、葛根湯飲んでとっとと寝る。
これが最大の風邪予防法かもしれまへんでー。
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テーマ:
ジャンル:心と身体

コメント

■ 

>omiidonはん
パソコンのアダプタがかなり熱持ってるさかい、そろそろ家ホッカイロ計画実行ですわ(笑
葛根湯は特に平常で飲んでて有害な成分はあらへんさかい、ゾクっと来た時点で飲んでもOKでっせ。今はカプセル形式のも売ってるし、子供さんにもよろしいでっせー。
2005/12/15 URL のぶ #- 

■ 床冷房?!そりゃ寒い

のぶさんPC台の、コタツ化作戦もやってみれば。。。
寝不足やし、めっちゃ寒いし、風邪ひかんようにせなあきませんわ~
葛根湯、嫁さんがようもろてきて、たくさんある?みたいなんで飲んでみますわ。
今日もらってきたら良かったなあ。。。
2005/12/15 URL omiidon@ケータイ #DpkuJOD. [編集] 

■ 

>すりっぱはん

>葛湯に生姜入れてやれば簡易葛根湯
まあ、理屈で言えばこれも民間版葛根湯ですわ。民間医療ではよー使われる手段でっせ。
「おばあちゃんの知恵」はけっこう医学的にも適ってることがあるんでっせ。
2005/12/13 URL のぶ #- 

■ 

前に葛湯に生姜入れてやれば簡易葛根湯と言ってたような気がしますが…
小さい頃風邪の引きかけに葛湯を飲んでたのは温まるだけではなく、薬の意味もあったのかもしれませんね~
寒さには強いが意外と病弱なすりっぱでしたm(__)m
2005/12/13 URL すりっぱ@大阪人 #Nht8GqZI [編集] 

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