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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■中国麺紀行

世界最古の麺、中国・青海省の遺跡で発見

なんか歴史好きの血圧を急上昇させる発見があったみたいでんな。
昔の中国人も、麺を食べてたってことみたいでんな。
記事を見たら、今の麺みたいに小麦やのーて、粟とかの雑穀みたいやね。

記事に書いてあるよーに、起源は中国説・アラビア説・イタリア説・など、いろんな説がありますねん。
今の所中国説(またはシルクロードあたり)が有力やけど、今回の発見はこれを裏付ける発見みたいでんな。

麺ゆーたら中国、っちゅーくらい日本人には強烈なイメージがあるんやけど、実は麺っちゅーのは中国北方の主食に等しい食べ物で、
中国人が全員食べてるとは限りまへんねん。
中国っちゅーのは、北緯35度、地理的にゆーたら長江のちょっと上にある淮河という河より上(北)と下(南)で、ガラリと環境が変わりますねん。
食生活はもちろん、気候から言葉から人の顔つきまで、
「これが同じ国かいな」
って思うくらい変わります。
食べ物の面でゆーたら、中国北方の主食はひえ・粟や小麦で、
麺を始め「包子(パオズ。肉まんみたいなものやけど、具はいろいろ)」とか「饅頭(マントウ。饅頭やのーて肉まんの具なし。これが案外美味い)」とかがメインですねん。餃子も元々は中国北方の食べ物だす。
逆に、南は米文化で、主食は北とうって変わって米がメインとなります。
ワンタンとか焼売(シューマイ)、ビーフン(米粉)とかも食べます。
米は元々、中国雲南省かタイ・ミャンマーあたりが起源で、長江を下って広がっていった・・・っちゅーんがワシらの世代が学校で習ったことやけど、
この定説は、長江下流からかなり古い野生の稲が出てきたことから、
逆に起源は長江下流で、長江を上っていって雲南とかに伝わったっちゅーのが定説になりつつあるそうな。
教科書の内容が変わるのも時間の問題みたいでんな。
(発見されたんはけっこう前やさかい、もう変わってるかもしれへんけど)

なんでこんなに食べるもんがちゃうっちゅーかと言うと、
今は「中国人」とか「漢民族」って一くくりにしとるんやけど、
はるか昔は北と南で全然民族が違いましてん。
北は「原漢族」にいろんな遊牧民が混ざっていったんやけど、南は南で、今のタイ人やベトナム人につながる民族が長江より南に広く住んでましたんやわ。
それが、北から来た民族に追い出された人たちは今のタイ人とかベトナム人になったり、
そのまま北の人たちと同化していったりして、「中国人」を構成するようになりますねん。
今でも中国の北と南じゃ、同じ「中国語」ゆーても外国語くらいの違いがあるんやけど、
これは昔の異民族の言葉の面影がある言われとります。
特に、中国の最南方、香港とか広東省あたりで使われる広東語ゆーのがあるんやけど、
広東語を聞いてるとベトナム語とかタイ語に聞こえてたまりまへん。
一回。香港からバンコクまで飛んだ時に、バンコクで聞いたタイ語がどうしても広東語にしか聞こえへんかったことがありましたわ。
感覚的なだけでも、それだけ近いんですねん。語族的にも一くくりになってるしね。

今の中国の北は、今も昔も遊牧民の世界、彼らはアルタイ語族っちゅー語族の言葉、
つまりモンゴル語とか満州語、朝鮮語に分類される言葉をしゃべってて、
(※日本語は、昔はアルタイ語族の言葉の一つに分類されてたけど、今は「系統不明」の孤立語に分類されとります)
文法もその言葉に極めて近いもんがあります。
対して南方は今のタイ語とかに近いもんがあって、広東語までになると文法もタイ語とかに近くなっとります。

まあ、これは中国語の話の時に詳しく書こうと思っとります。
書き出すとキリあらへんしね。
* * *
今は交通網の発達とか穀物の品種改良、ファーストフード店の発達とか人自体の移動で、北の人も米を食べたり南の人も少々は麺を食べるようになったけど、
ワシが初めて中国に行った、マクドも冷房もなかった12年前は、まだくっきり食文化が分かれてましたわ。
北京で米を食うにもあまり食えなかったし(あっても上海とか旧満州あたりの米)、広東で麺なんか食べようとしたら、ビーフン系しかあらへんかったわ。
せやけど、それを目で体験することもできますで。
中国の南、広州や香港から北京へ列車で渡ると、ちょうど湖北省から河南省に入ると、今まで青々とした田園風景が広がってたのが、急に金色の小麦畑になりますんや。
つまり、
湖北省=米文化圏
河南省=小麦文化圏

になるってことを視覚で確認できるっちゅーことですんや。
ワシも頭では知ってたんやけど、車窓から見たらビックリするくらいガラリと変わりますで。

ワシら日本人が想像する麺は、
ラーメン
が一番先に出てくる麺やろうけど、これは実は中国やと、数ある麺の一つに過ぎまへん。
ラーメンは、中国語で書くと拉麺(ラーミエン)って書くんやけど、これは、

拉=横に長く引き伸ばす
麺=麺(そのまんまやな) 


方式の麺で、これは日本でもラーメンの麺の作り方見たらわかると思いますわ。
中国やと、ラーメンってそこら中で食えるもんやのーて、
ラーメン=蘭州拉麺
っちゅーもんですわ。
蘭州は、中国の奥地、シルクロードあたりにある都市で、そこのラーメンが美味いっちゅーことで、ラーメン=蘭州拉麺っちゅー方程式が出来てますねん。
今は手軽に食べれて全国的に広まってもーた蘭州拉麺やけど、日本のラーメン思って食べたら、あまりに味が淡白やさかい、拍子抜けするかもしれまへんな。

ある笑い話があります。
中国の南方の香港人が日本に留学し、「ラーメン」なるものを食べてお気に召してしまいました。
そしてその後、中国北方に渡ったその人は、道端で「ラーメン」らしきものを見つけて一言。
「なんや、中国にもラーメンってあるんやん」
それくらい、ラーメンってローカルな食べ物なんですわ。

他にも中国にゃいろんな麺がありますねん。
最近、日本でも専門店が出来て有名になったんは、刀削麺(とうせんめん。中国語やとタオチエンミエン)ですやろな。
特殊な刀で小麦をこねたものを削っていき、それをダイレクトにお湯の中に入れていく、
なんか長細いっちゅーか、長方形の麺ですねん。既に食べたことある人もおることでしょう。

南に行ったら、米文化万歳の地域やさかい、麺も米製が多くなります。
米で作った麺、ビーフンを見たらわかるけど、小麦の麺と比べて白っぽいのが特徴なんやけど、
漢字を見ても一目瞭然なんですわ。
小麦で作られた麺っちゅーのはあくまで「麺」なんやけど、米で作られた麺は、

 「粉」
「河」
 


って表現することが多いんですわ。
中国でも広東省あたりの南方しか見ることがない庶民的中華料理に、
「干炒牛河」
ゆーのがあるんやけど、これは簡単にゆーたら、
「サラッと炒めた牛肉入り焼きうどん」
っちゅーもんですねん。

あと、もう一つ忘れてはならない、そして知る人ぞ知る麺がありますんやわ。それは・・・

ラグメン

これは、名前すら聞いたことあらへん人が多いやろうけど、
シルクロードや中央アジアの麺料理なんですねん。
中国やと西安(昔の長安)より西のシルクロードに入ったら、当たり前のようにある麺料理なんやけど、
これがめちゃくちゃ美味いんですわ。食べた人は、もうこの味が忘れられへんっちゅーくらいやで。
ワシがシルクロードを旅して、中国の一番奥の新疆ウイグル自治区におった時は、3食全部ラグメンやったっちゅーくらいですわ。
かく言うワシも、中国に来て真っ先に食べるもん、そして食べたいもん、それは麻婆豆腐でもチャーハンでもなく、このラグメンですねん。
シルクロード料理ちゃうんかいな?って思うやろうけど、最近はこれをメインに食べる少数民族のウイグル族が中国中に散らばってて、
シルクロードとかと全然縁がなさそうな上海とかでもウイグル料理屋に行ったら食べれますんやわ。
せやけど、このラグメン、日本で食べれるチャンスは滅多にありまへん。
ウイグル料理屋とか中央アジア料理自体がほとんどないせいなんやけど、
つい数年前までは、東京に日本で唯一の本格的ウイグル料理店があって、そこで食べることができたんやけど、
なくなってしまって、ウズベキスタン大使館がやってるキャンペーン期間(ラグメンはウズベキスタンでも広く食べてます)しか食べられへんよーになった・・・
と思ったんやけど、ウイグルレストランが埼玉県の大宮にできたみたいでんな。

ウイグル料理店 シルクロードレストラン

ネット情報を見てたら、どーやら本場より味が劣るらしいけど、
それでも中国とかシルクロードに行く手間が省けるっちゅーだけでよろしいでんなー。
こんな店見つけたさかい、埼玉県でオフする時はここで夕食でもどないでっか?ラグメンのためなら駆けつけまっせ(笑

え?ラグメンってどんなんかって?
画像で現物を見つけてきたさかい、よーく見てやってや。

ラグメン

これがラグメンだす。もちろん、これは中国で撮ったもんでっせ。
麺にコシがものすごくあって、コシを更に強くした讃岐うどんちゅー触感ですわ。
肉はシルクロードらしく羊肉で、トマトで味付けしとります。
もうこれを食べると「ラグメン中毒」になりまっせ。

ちゅーわけで、個人的な独断で選ぶ中国最強の麺は、

★★ラグメン★★

ちゅーことで、中国の麺の話を終わります。
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テーマ:歴史
ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

■ 

>スプリガンはん

>4000年前の麺てつなぎは何でしょうね。
よー考えたら何でしょうね?(笑
発掘されたばっかみたいやから、これからの研究を待ちまひょか。

せやけど、ラグメンはメチャクチャ美味いですよー。今まで世界中でいろんなもん食ってきたけど、和食は別として3本の指に入るくらいの美味さでっせー。
たぶん大宮の店が日本唯一のラグメン食べれる店やと思うんで、高速使って駆けつける価値ありまっせ。ホンマに正統な味かどうか、まだ食べてへんからわからんけど、こんな記事書いたら自分も高速で食べに行きたくて、体がウズウズしてるくらいやし(笑
2005/10/15 URL のぶ #- 

■ 

4000年前の麺てつなぎは何でしょうね。粟や稗ならますますつなぎがないと駄目な気がします。
しかしラグメン、すごく旨そうですね。そんなに貴重なもんなら、仲間誘って行って来ます。下道3時間半ちょうどいいドライブです。
2005/10/14 URL スプリガン #u/XdadKk [編集] 

■ そうそう

とうせんめん、ワシの家の近く(高石)に専門店があるみたいですわ。
あさってくらいに食べに行くさかい、レポート楽しみにしとくんなはれ~。
2005/10/14 URL のぶ #- 

■ 

話が脱線しまくるのが、ワシのブログの特徴だす(笑

で、ラグメンは確かに大宮まで行かんと食べられまへんねん。
関西に店あったら、毎日でも行くのにー思ってますわ。
ホンマにクセになる味でっせー。
本場シルクロードであまりにハマりすぎて、
「これ、アヘン入りちゃうんか?」
って思ったくらいですわ(笑

で、大宮まで行く手間が省ける方法は・・・・
omiidon@べっぴんはんに作ってもらうことでんな(笑
いちおうレシピを載せときますわ。
http://cookpad.com/noritoko/index.cfm?Page=recipe&RecipeID=104599&Mode=full
http://www.vernal.co.jp/kirei/kadrada/foods/031210/03.htm

ちなみに、肉は羊(牛肉の代用可)で、麺はメチャクチャコシが強いうどんを代用したらよろしいでっせ。

2005/10/14 URL のぶ #- 

■ 

おはようございます。
いや~すごいラーメンでいろいろ話が飛び出てきますな~
とうせんめんは、テレビで作ってるとこがよう出て来て、一回食べてみたいと思うてましたゎ。
ラグメンちゅうのも、おいしいんでっか、埼玉に行かんと食べれないのね。
4000年前?の麺てそんなん残ってるて、にわかには信じられない!考古学は先入観が禁物?!
2005/10/14 URL omiidon@電車 #DpkuJOD. [編集] 

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