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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■なぜ台湾人は親日なのか?

今日まで華の3連休やったけど、どこにも出かけてへんBJのぶです。
だって、3連休は雨って聞いてたさかい、こりゃ「晴耕雨読」やなと思ってひきこもりの予定やったからです(笑
で、一泊だけやけどホテルに引きこもって「お勉強」をしとったんやけど、それは何か。
中国語と中国でメシ食ってる人間でも、現代中国史でわけがわからん部分があります。
それが、「文化大革命」という中国の国内大混乱イベント。これは中華人民共和国の一大汚点でもあるし、ほとんど内戦状態で国内メチャクチャ、何もしてへんのに意味不明な罪を突きつけられて辛酸を嘗めた人も多かったんです。
そのせいか、15~20年前に中国に留学しとった時に、明らかに文革を経験した世代に聞こうとしても、誰一人口を割ってくれませんでした。まるで国中に緘口令でも敷かれとるように。まあ、文革で人間性すら否定され言語に絶する屈辱を味わった人も多い上、当時はまだ傷が癒えてへんかったんやろなーと、今になったら気持ちはわかるよーな気がします。
これに関しては、中国でこれやさかい日本とかの方が情報が多いし研究も進んでるんやけど、本とかを読んでも実にわけがわからん(笑 社会主義の理論とか当時の政治闘争も複雑に絡み合うさかい、知れば知るほどよくわかんない・・・ってのが本音です。

せやけど、さすがに40年も経ったらだんだんと傷も癒えてきたんか、それとも「緘口令」が解除されたんか、徐々に当時を語る人たちが出てきたみたいです。
いちおう、「チャイナウォッチャー」でもあるさかい、「文革って何?」って質問にも答えんとあきません。答えられへんのはこっちの勉強不足やし恥でもあるさかい。それで色んな方面からアプローチして3連休で「夏休みの宿題」を片付けとったわけであります。
以上、言い訳を終わります(笑



日本人は、やけに「親日」「反日」で国を分けようとするのが好きです(笑
人の目をすごく気にする日本人の性格と言いましょうか、それで一喜一憂するのもある意味日本文化の一つやと思いますわ。そりゃ良い悪いとかの問題やありません。

で、もし「親日メーター」ってのがあったら、時にはメーターが振りきれて「測定不能」になるくらいの親日度を誇る国が台湾です。
俺もちょっとの間ながら、中国だけやなくて台湾にも住んでたことがあるんやけど、15年くらい前とは言え当時は日本統治時代を経験したいわゆる「日本語世代」がウヨウヨしとりました。住んでたんは台北やさかいまだ少なかった方やけど、南へ行けば行くほど、日本語世代の人たちの割合が高くなっていきました。
おばあちゃんに台湾語で話しかけられて、「ごめん、俺日本人やから台湾語わかんね」と北京語で謝ると、
「あらやだ!日本人に台湾語で声かけるなんて、あたしももうろくしたわね~」
といきなり日本語にチェンジ、俺呆然、というくらいのことなら日常茶飯事な時代でした。
何より、台湾に住んでた頃の家の家主さんが「元特攻隊員(学徒出陣組)」という濃さで、「特攻隊員として志願した時点で、自分は死んだと思ってるから、死なんて怖くも何ともないよ。いつでも来い!って感じだね」と言っては笑ってる豪傑やったさかい。俺が小さいころには近所にもよくおった、威厳があるおじいちゃんって感じで、当時一緒に台湾におった彼女は怖がってたけど、俺はむしろ昭和の男の懐かしさというものを感じてました。
それ故、「今の日本はどうなってるんだ!もっとしっかりしなさい!」と毎日のように・・・いや、毎日叱られてたような記憶があるけど、それは怖いというより、ふがいない孫をおじいちゃんが心配して叱咤激励してる、という「愛」がありました。日本人がどっかで忘れてしもた、日本人とは何かちゅーことをまさか台湾で気付かされるとは思いもしませんでしたわ。
これに関しては、別にブログでも書きましょうか。書き出したらこれまたキリあらへんさかい。

台湾の日本LOVEぶりはなぜなのか?
それは、日本統治時代にうんぬんかんぬん・・・。ということもあるにはあります。
日本統治時代は50年続いたんやけど、50年は短かそーで長いみたいで、そこでしっかり「日本」が染み付いて台湾人の中に浸透している、という期間としては十分でした。
で、日本人が台湾人に遺したもの。それは建物とか食事や言葉などの、目や耳など五感で感じられるものばかりではありません。「考え方」まで遺したことに目を向ける人はなかなかおらんと思います。

その一つが、「コツコツ型志向」。
台湾人は、人類学的には東南アジア系の血が濃いものの、分類すれば漢民族ではあります。でも、大陸の漢民族とはハードやなくて中のソフトウェアが全然ちゃうところがあるんです。その違いは、WindowsとiOSの違いくらいはあるかな~と。
大陸型漢民族は、金稼ぎに関しては一攫千金型で、株とか不動産投資とかに熱を上げて、あわよくば「濡れ手で粟」を狙う傾向があります。それと、「自分の手を汚すのは下賎の人間がやること」という儒教的な考えがあるせいで、エンジニアがなかなか育たへん、地位もそれほど高くない(これはちょっとは改善されとるかな)という文化的要因もあります。簡単に言うたら、中国(韓国もそう)は「文系国」、日本は「理系国」とも言えます。せやさかい、日本人が大の得意にしとる「コツコツ積み重ねる」というのが大の苦手やったりします。
俺は中国に留学・仕事で住んで、生でこの中国人気質に触れてたさかい、「中国が技術大国になるなんてあり得んわ」と私的にゃ言うとりました。
せやけど、「中国は日本を抜く、いやもう抜いた」という声にかき消され、やっと市民権を得たんは去年くらいの話やったりします。やっと俺に追いつきましたか(笑

反面、台湾型漢民族はコツコツ大好きであります。台湾に世界的な製造業が多いんも、その気質の違いですわな。シンガポール人も一時は製造業を重視しとった時期もあったけど、やっぱ生理的にあかんかったみたいです(笑 
その点、台湾人は製造業が肌にあってるんか、世界的なメーカーを多く生み出しとります。
台湾の製造業言うたら、パソコンのメモリとかを思いつく人が多いけど、台湾が誇る「世界一」がまだやったりします。
それが自転車。
マウンテンバイクやロードバイクなどのスポーツ系自転車乗りなら誰でも知ってる・・・いや、知らんのはどうかと思うぞ、というくらい有名なGIANTやMERIDAも純台湾メーカーです。仮に、いや万が一MERIDAを知らんかったら、SPECIALIZEDなら必ず聞いたことがあるし、乗ってる人も多いです。SPECIALIZEDは登記上は「アメリカ」なんやけど、MERIDAの子会社です。自動車に例えたら、MERIDAがトヨタならSPECIALIZEDはLEXUSみたいなもんですわ。
彼らはヨーロッパの自転車メーカーの下請けをコツコツやっとるうちにメキメキと実力をつけ、今や世界のGIANTにMERIDA。「自転車界のトヨタとホンダ」ですわな。ヨーロッパメーカーのスポーツ系自転車も、ブランドだけ貸してほとんどがMADE IN TAIWANなのが現状です。
正直なところ、ものづくりが得意な日本は、スポーツ自転車業界ではかなりマイナーです。ブリジストン(ブランド名は"ANCHOR")が頑張ってるかな・・・という程度。「日本ダメじゃん」と思いきや、しかし自転車のパーツはほとんどが日本製。同じく、自転車に乗ってて”SHIMANO”を知らん人は、世界には100%おりません。知らんという人は間違いなくニセモノです(笑
"SHIMANO"は釣り好きな太公望のみなさんでもお馴染みのブランドやけど、自転車用パーツでも世界的なメーカー、それも我が(元)地元の堺が産み、そして今でも本社が堺にある世界メーカーです。

堺自慢はさておいて(笑)、この台湾人のコツコツ志向は「日本の置き土産」と言われとって、それを文化的に解説したんが、最近亡くなられた作家の邱永漢氏でした。邱さんは旧制台北高校を卒業した純台湾人ながら、大陸型漢民族的要素があった人やけど、「見えない日本の置き土産」を指摘するところは、さすが目の付け所がちゃうなと感心しましたわ。中国人気質にかんしては、邱さんの『中国人と日本人』が白眉やさかい、興味ある方は読んでみてくんなはれ。中国人だけやなくて、日本人が気づいてへん日本人気質も、批判も含めて気付かされます。今ちまたに溢れてる『嫌中本』はこの本を読んでからでも遅くない、特に中国と中国人に直に、濃~~く触れてへんかったら。

話がまた脱線しそうやさかい、何で台湾人が親日なんか?っちゅー原点に戻りましょう。
上にも書いた通り台湾は、お隣の某国風の言い方をしたら「日帝50年」を経験しとるさかい、歴史的に日本とのかかわりが深いこともあるし、ほとんどの本はそこをえらい強調しとります。
せやけど、それだけやない、というのが俺の意見です。
歴史っちゅー「過去」だけやのーて、今我々が生きてる現代、国際政治的に台湾の親日に目を向けてみましょう。


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■■■天王寺駅の怪 後編

もう7月になりますが、まだまだ梅雨明けとはほど遠く、どんよりとした天気の中気分もどんよりしそうなBJのぶです。

さて前回、天王寺駅の怪 前編というブログを書きました。
すぐ後編を書こうと思ったものの、もっと資料を集めたりして・・・ってただの言い訳になるけど、なんだかんだで先延ばしにしてしもて、ようやく書ける見込みが来ました。
待ちくたびれて、「もうええわ」と思う人も多いと思うけど(笑

さて、俺をはじめ普段から使っとる人には普段すぎて何の不思議も感じなさそーな駅にも、さりげなくミステリアスな歴史が詰まっとることがあります。今回は、そんな歴史の異物・・・もとい、遺物を解いてみようと思います。

まずその前に、阪和線が「阪和電気鉄道」やった頃の、天王寺駅のホーム配置から説明せんとあきません。

テーマ:雑記
ジャンル:ブログ

■■■やるべきことをやる

今回は、リアルタイムな国際政治の話を。
このブログじゃ政治的な話はあんまし出てきません。せやけど興味がないわけやありません。
むしろ中国語がメシの種やさかい「大いに興味あり」どころか、かかわっていかんとあきません。場合によっては商売あがったりなこともあるし(笑
せやけど、せっかくブログ書いてるし、間接的に東アジア情勢でメシ食ってるってのもあるさかい、主張しておくとこはちゃんと書いとかんとあかんなという考えに至って、たまには書いていこうかな~と思った次第です。
大阪弁で書くさかい何か説得力ないよな~と、自分でも書いてて思うんやけど、まあ一人の市井の人間の、なまくらな剣で斬る与太話と思って気軽に読んでくれたら幸いです。

そして、あんまし長文にならんよう、努力致します(笑