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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■【後編】大阪一DEEPな所編 消えた遊郭・赤線跡をゆく31

先日、「あいりん地区」こと釜ヶ崎にあったという青線の残骸を訪ねた探索に行ったんやけど、
気候もだいぶ涼しくなって天気も良好、寒くなって「猫はこたつで引きこもる」前に第二弾探索隊とあいなりました。
男は黙ってサッポロビールな有言実行、やるったら必ずやるのだ(笑
前の探索はこちらね。

家から最寄り駅のJR新今宮駅までは定期券1枚、電車も一本、電車の中で爆睡しとったら勝手に着いてるよーな感じです。


11092401


釜ヶ崎よ、私は帰ってきた!

・・・と言う程でもないか、前回行ったの2週間くらい前やし。

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テーマ:消えた遊廓・赤線の跡を訪ねて
ジャンル:ブログ

■■■【前編】大阪一DEEPな所をゆく 消えた遊郭・赤線跡をゆく30 

そこはかつて、最下層の人が住む「スラム」であった。

そこはかつて、公権力さえ立ち入れない「カオスの世界」だった。

そこは今でも、日本一(?)DEEPな町である。

その名は

釜ヶ崎

そこを包む小便とも大便ともつかない独特の異臭は、たとえ目隠しされて耳を塞がれてもその「臭い」を鼻で感じると誰もが「キターーーー!」とわかる。
釜ヶ崎、そこは売春、麻薬、喧嘩、博打、アウトロー・・・
権力を拒絶する結界が張り巡らされた負の幻想郷
そして、その結界の中にはかつて大阪最大の「青線」があった。

・・・とちょいとシリアスに小説風に始めてみたけど、今回はその釜ヶ崎です。

釜ヶ崎は通称「あいりん地区」と言われ、そっちの名前の方が全国的に知られとる「日雇い労働者の町」、そこはまるで俗世間から切り離されたかのような別世界です。
好奇心だけでうかつに近寄ったら、強烈なしっぺ返しを食らう可能性がある所でもあります。
・・・っても、昔よりかは全然マシにはなったとは思うけどね。
昔は母親に「用事があっても近寄るな。用事がなければ尚更近寄るな」と固く行くのを禁じられとったんやけど、
母上様、わたくしは禁を破った不肖の息子です(笑

そんな「あいりん地区」も、最近はちょっとした変化が訪れとります。

070317安宿1

070317安宿2


前にもブログでちょろっと書いたんやけど、ここは底辺の労働者のための「ドヤ宿」と言われる安宿が固まって存在しとる所、それに目をつけたんが海外を貧乏旅行しとる外国人バックパッカー。
日本は治安がええのは世界A級やけど、物価の高さも世界A級。
俺もバックパッカーとして世界中を彷徨ってたからわかるけど、バックパッカーは「如何に少ない旅費で滞在できるか」がモットーであります。

英語じゃ「旅行」って”travel”(トラベル)と”tour”(ツアー)があるけど、"travel"は"trouble"(トラブル)と語源が同じで、生きるも死ぬも自己責任、オーバーに言うなら「片道切符の旅」ってこと。
英語で言う「旅行」は元々は"travel"で、昔は旅の途中で盗賊に襲われたり病気に罹ったり「トラブル」が多かったのであります。正直、生きて帰ってこれない確率の方がはるかに高い。
昔は、陸なら悪性マラリア・ペスト・コレラ・赤痢・天然痘など、船なら壊血病(これは病気というよりビタミンC欠乏症)が容赦なく旅人の命を奪い、
三蔵法師で有名な玄奘は高山病+マラリア(三蔵法師のマラリアはインドで罹ったみたいで、中国に帰国後死ぬまで苦しめられてます)、『東方見聞録』のマルコ・ポーロは中国行きの途中で結核に罹って1年間今の中央アジアで療養を余儀なくされ、そして日本じゃ知ってる人はあまりおらへんけど、「世界初の旅行作家(プロの旅行家)」と言えるイブン・バットゥータはペスト+赤痢を乗り越えて、各地で病気になっては死にかけながらも揃って長寿をまっとうしています。
当時の"traveler"は常に死と隣りあわせ、彼らも人間離れした体力と生命力、そして強運に恵まれたからこそ、歴史に名を残した「旅人」として目的を達成したと言えます。

対して"tour"は「円」が語源で、ぐるっと回って元の所に帰ってくる旅ってニュアンスです。"travel"と比べたら「ちゃんと五体満足、平穏無事に帰ってくる」のが前提で、医学が発達して病気の原因や予防法が出来て、旅行医学が成立して安全かつ誰でも旅行できるようになり、世界初の旅行代理店のトーマス・クックがイギリスに出来た19世紀頃に出来た比較的新しい単語やったりします。
ちなみに、「旅行」で思いつくもう一つの"trip"は、語源が「つまずく」「転ぶ」の昔からイギリスにある言葉で、比較的短期間の旅行というニュアンスです。
「安心・安全・安定」が大原則の日本人がイメージする「旅行」って"tour"の方やろーと思うけど、元狩猟民族か遊牧民族で"travel"がDNAに組み込まれとる欧米人なんかはバックパッカー形式が非常に多い。
日本人的には常識はずれな、「大学教授バックパッカー」「家族もろともバックパッカー」にも実際に何組も会ったことがあります。
欧米人は数十日単位の休みの「バカンス」や、アメリカ企業や学者の世界に多い「サバティカル休暇」(7年おきに来る1年間の長期休暇。日本でも上智大学などキリスト教系の大学にある所も)、そしてイギリスなんかは「大学入学前の1年間の『入学猶予(?)』」がある文化やさかい、
たっぷり休みが取れるというのもバックパッカーが多い特徴やと思います。

そして、『世界一の物価』を誇る日本で如何に安くあげるか、彼らは「スラム街」にある「ドヤ宿」に目をつけました。
そしてそれが口コミやネットの旅行掲示板を通して伝わり、今やあいりん地区は「バックパッカーのたまり場」とも化してます。
よりによってこんなところに泊まらんでも・・・と思うやろーけど、「スラム街」っても世界の「本物のスラム街」と比べたら、命の危険を感じへん分かわいいもの、地を這うような旅をしとる彼らにとっちゃ「かわいいもの」でしょう。


「最近、新今宮駅周辺って外人多くないか?」
と思った方は別に気のせいやありません。特にこの2~3年やたら多いです。
「あいりん地区」はただ安いだけやのーて、奈良や京都、世界遺産になった高野山、そして関空へも電車一本か乗り換え一回で行ける交通の利便性などもバックパッカーが目をつけた理由でもあります。
確かに、ここは地理的に見たら市街地の真ん中のよーなもんやさかい、こんな都心部に物価安いエリアがあるなんてシンジラレナーイ!と彼らも大喜びでしょう(笑

テーマ:消えた遊廓・赤線の跡を訪ねて
ジャンル:ブログ

■■■奈良郡山-洞泉寺遊郭 消えた遊郭・赤線跡をゆく29 

下関遊郭・赤線跡シリーズが続いたら次は・・・ああ、あそこやな。
と想像できた人も多いと思うけど、
そこは常に「人の予想の斜め上45度」を行くあまのじゃくな俺、一気に奈良県まで戻ります(笑
ホンマは「予定通り」やったんやけど、突然奈良県まで戻ったんはちょっと理由があるからなんですわ。

ちゅーわけで、所変わって奈良県は大和郡山市
「大和」がついとるさかい福島県の郡山市ちゃいまっせ、悪しからず。

テーマ:消えた遊廓・赤線の跡を訪ねて
ジャンル:ブログ

 
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