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BEのぶ

  • Author:BEのぶ
  • 自称「ブログエッセイスト」ことBEのぶです。
    昭和史をライフワークにしていますが、平成ももうすぐ30年経ち、昭和が遠い過去になりつつあります。
    昭和も遺産・遺物を探れば立派な「考古学」となります。題して「昭和考古学」。ジャンルは遊郭・赤線跡から鉄道、そしてすっかり忘れ去られた歴史を掘る「昭和の考古学者」として、昭和の名残りを通して考察する旅を続けています。

    基本は標準語で書きますが、エッセイは大阪弁で書いていきます。

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■■■見せてもらおうか、『深川』の料理とやらを! 消えた遊郭・赤線跡を訪ねて特別編② 

消えた赤線跡を訪ねて 大阪南部番外編 第一章 『深川』よ、私は帰ってきた!



からなんぼ月日がたったんかわからんけど、
ずっかり書くんを忘れとりましたわ、トホホ。
おまけに、タイマー保存しといた下書きが「時間切れ」で公開されとるし、
もうお恥ずかしいったらありゃしない(笑
ちゅーわけでお待たせしました!?
旧貝塚遊廊に現存する、今なお遊廊建築の名残を残す『深川』の料理の数々でやんす~♪

・・・とその前に、ちょいとお飲み物を注文。
飲み物の前に「お」がついとるんは、せっかく久しぶりに上品な食い物食うさかい、
お上品に「お」でもつけてみよーかなーっちゅー教養です(嘘
せやけど、何せ相手は高級料亭、ウーロン茶一杯でもなんぼするんやろ?と戦々恐々で頼んでみたけど、最後の明細が怖い。
ウーロン茶、ホンマに一杯1500円くらいやったりして(笑
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■■■さりげなくモラルハザード

モラルハザードと言われて久しい近頃の日本国、
マナーがあらへんとか学力が低下したとか、近頃の若者はとかなんとか、
とにかくあんましええ響きがする言葉やないですわな。
せやけど、「近頃の若者は・・・」は数千年前の古代エジプトの落書きにも書かれとるらしいから、
これは人類の永遠の課題かもしれませんな(笑

せやけど、近頃何気ないとこでその「モラルハザード」を垣間見ることが出来たりします。
そこはある家電量販店。
イヤホンの試聴コーナーがあってお気に入りのイヤホンを実際に聞いて確認することができるサービスやけど、
イヤホンって「どれがええ?」って聞かれても、本音を言うたら
「あんたのと聴力と財力と絶対音感次第」
としか言いようがあらへんから、こないなサービスはさりげなく重宝したりします。
せやけど、ちゃんと綺麗に並べとるイヤホンを客が聞いた後がいただけない。
聞いたら聞きっぱなし、散らかし放題、やりたい放題し放題、
客が去った後はもう台風と洪水が一緒にやってきた後の家の中か、カラスが食い散らかした後のゴミ置き場のよーです(笑

「使ったものはちゃんと直す(元に戻す)」

っちゅー幼稚園で習うレベルのマナーでさえ、大の大人が守ってへんちゅー有様、
そりゃおもちゃを散らかしっ放しの子供のことは言えまへん。
「じゃあお父さん(お母さん)はどうなのよ?」
と言われたら一巻の終わりです(笑
さあ、そんな親に育てられた子供は十数年後・・・以下自粛。
「そんなの店員が直したらええやん、それが仕事やろ」
って意見もあるかもしれへんけど、そりゃ甘えでっせ、大の大人が言うことやないことは確か。
「お客様」やから何してもええ、ちゅーわけでもないんは、ちょっと脳みそがあったらわかることやと思うんやけどな~。「お客様」の下駄を完全に履き違えとるわな。

そこで思い出したんが、中国におった頃。
中国に初めて行った時の十数年前は、そりゃ中国はモラルもマナーもへったくれもない世界
っても今もそうやけど(笑
日本人の俺は、毎日がカルチャーショックの連打連打の猛打賞。打率は間違いなく10割、イチローもビックリ状態でした(笑
20歳にも満たへん感性豊かな時に行ったんがある意味よかったんか、色んな意味で勉強にゃなったけど、
最近の日本人って・・・モラル面じゃ中国人のことあんまし笑われへんよーになったんちゃう?
と近頃思うことも確かでございます。
中国人のマナーも確かにひどい、ひどい、そりゃひどすぎる。海外でも中国人のマナーの悪さは大評判、香港の鼠園はそりゃ「すごいこと」になっとるそーで、アミューズメントパークが「動物園」になっとるとか(笑
まあ、向こうはある意味「生きるんが精一杯」がDNAの染みついとるから、なりふり構わずみたいなとこはあるからちょっと同情も出来るけど、
環境も素晴らしい、生活にも中国よりかはめちゃ便利で余裕がある、そんな日本やからこそ、
モラルの崩壊ちゅーのは大問題かもしれません。
「衣食足りて礼節を知る」ちゅー有名な言葉は『管子』って古典の言葉やけど、
日本は「衣食足りて礼節を忘れるになっとらんかい?
中国に通算何年住んどったか忘れてもーたくらい住んどったから中国と色々比較対象ができるけど、
「日本もやっと中国に追い付きましたね(笑」
と中国人からブラックユーモアを放たれる日もこりゃ近いかも(笑

何でそないなったんか?ってちょっと考えてみたら、
やっぱ基礎的な教育の欠陥があるんやと思います。
教育って、「知育」「体育」、そして「徳育」が重要な柱になっとるけど、
戦後日本の教育は「徳育」が忘れ去られてしもたとこにあるんかもしれません。
例えば、国語の時間にある漢文の授業。中国古典はホンマええこと書いてるなーと思うことが最近多いけど、
「確か学校の授業で見たことあったよな、このフレーズ」
と思うことも多々あったりします。
恐らく、受験勉強とかそんなんでほとんどスルーされとったんやと思うけど、
せっかくの中国古典も、「ここテストに出まーす」「テストに出ませ~ん」で斬られたらせっかくの古典が宝の持ち腐れ、
「この言葉にゃこういうニュアンスがあって、こういうことを言いたいわけなのよね~」
って深くその言葉を追求したら、中国古典は人間学の宝庫でもあるさかい、立派な「徳育」になると思いますわ。更に教えられる側もインパクトが強いと思います。
まあ、これは教わる学生より教える教師の方に問題があって、教師も生徒にそこまで言えるくらいの教養を身に付けたプロがなかなかおれへんよーになった、
ちゅーことも問題かもしれませんな。
過激なこと言うかもしれへんけど、個人としての意見は
「教育制度だけは戦前に戻せ!」
派やったりします(笑
せやけど、教育勅語を復活せーとか、軍国教育がどーだのとか言うつもりはございませぬ~。

戦前の教育を受けた誰かのエッセイに書いてあったけど、
昔の小学校の教科書の出だしは、

「ヨク学ビ、ヨク遊ベ」

やったそーな。
これ、さりげなーいけど意味深い言葉やと思います。
要するにバランス感覚のことを書いてるわけで、人間って何でも一方に偏ったら偏屈になって性格まで歪み、人生まで台無しにすることもあります。
『論語』にゃ
「学びて思わざればすなわち罔し,思いて学ばざればすなわち殆うし」
って言葉があるけど、これもバランス感覚を説いた言葉です。
教育の「知育」「徳育」のバランスが整ってこそちゃんとした人間が出来あがるもんやと思うけど、
今の「知育」一辺倒の教育やと偏屈な人間しか出来へんのは、2000年以上前にかの孔子様が言うとった通りですわな~。
さて、今は「遊んだ分もっと遊べ」になっとりゃしませんか?そこの学生(笑

今回は家電量販店のイヤホン売り場を例に取ってみたけど、
こないな「モラルハザード」の例はアンテナ広げて探してみたらけっこうあるんちゃいます?

テーマ:雑記
ジャンル:ブログ

■■■iPod新製品発表会

秋になって新製品発売のラッシュやけど、
林檎電脳株式会社が誇るiPodも新製品が今日未明に発表されました。
そしてその前の日、うちの会社に林檎電脳から招待状がやってきたそーな。
もちろん、新しいiPodの新作発表会の招待状でやんす。
それを見て、

「のぶさん行く?」

と言われた俺。

せっかくの休みを仕事半分で潰さなあかんし、休みの日までスーツはちょっとな~と忍びなかったけど、
日頃の好奇心と久しぶりに梅田に行けること、そして「暇つぶし」のために、

「ほな行きますわ」

と二つ返事で了承しやした。
まあこんな機会はまたとないと思うさかい、「怖いもの見たさ」ですな(笑

で、本日梅田まで行って参りやした、暑いのにスーツ着て(笑
っちゅーても今日は朝は肌寒いくらい涼しかったけど、久しぶりに上着までスーツ着たら肩凝るなしかし。

テーマ:雑記
ジャンル:ブログ

■■■ 『深川』よ、私は帰ってきた! 消えた遊郭・赤線跡を訪ねて特別編①

※注意このブログ、女性によっては不愉快な思いをするかもしれまへん。せやけど、スケベ心で書いてるわけやないさかい、「学校では絶対習わへん日本の歴史」の一部と思って見て下さいな。それでもイヤなら、このブログは飛ばして下さい。前に一回、京都中書島と橋本の赤線跡巡りをしたんやけど、(ブログはここだす。赤線の意味なんかもここに書いてるさかい、ご覧あれ)赤線跡巡りはこれで終わったわけやおまへん。むしろこれから...
消えた赤線跡を訪ねて2 大阪府南部編



大阪は貝塚にあった遊郭・赤線跡のことを書いたんは、もう3年も前のことになるけど、
(上のTB先参照ね)
貝塚遊郭・赤線跡は3年たってもほとんど変わることなくそのままで残っとります。
3年って月日は短いんか長いんか微妙なとこやけど、
タイムカプセルのよーに残っとる貝塚よ、永遠あれ!?

っちゅーことはさておいて、
貝塚にゃ何故か、って言うたら失礼やけど見るからに高級そーな料亭が何軒かあったりします。
その中でも敷居がいちばん高そうで、かつ昔の遊郭の跡を残してそーな料亭「深川」に行ってまいりました。

貝塚の割烹深川

これが旧貝塚遊廓のメインストリートの真ん中に、現在でも主のよーに君臨しとる「深川」です。
見るからに敷居が高そうな構え、数年前にもちょっと昼飯でも・・・と思って聞いてみたら、
「5000円からです」

ランチで2分の1諭吉かい!!!


それも、「から」ってそれ以上があるんかい!!!

ワタチのよーな貧乏人にゃ用はない、ってことか・・・_| ̄|○
桃色吐息ならぬ藍色吐息、ダメだこりゃと3年前は尻尾を巻いて逃げだしたんやけど、そのまま逃げては自称遊郭・赤線跡ハンターの名が廃る。
数年間の空白の期間を経て、俺も立派に出世して・・・へんし金持ちにもなってへんけど、まあそんなことはええとしていざ「深川」へ出陣。
まずは電話で予約。
昼飯の料金は5000円・・・・あれ?

6000円

Oh my God!! 料金上がってるし~。

そして、更に追い打ちをかける一言。

「消費税とお飲み物は別料金でございます」

え゛~~税別かい!


うーん、「飲み物別」もなんか怖い。ウーロン茶コップ一杯1500円とかやったりして(笑
ってそりゃミナミのぼったくりバーやん。

せやけどここでひるんだらあかん、6000円やろーが60000円やろーが俺は行く!
せやけど60000円はやっぱ無理、カードの分割払いでもイヤじゃ(笑
ちゅーわけで、そもそも料亭なんかいく御身分やない貧乏人の俺はいちばん安い6000円コースにしたんやけど、それでもググってみたら壮観な料理の数々だそーで評判も上々、行く前からモチベーションが上がる一方。
あかんあかん、俺の目的はあくまで「昔の遊廊の中ってどないなってるんやろ?」ってこと。
料理がメインやあらへん、本末転倒はあきません、せやけど料理も楽しみ。 ←どっちやねん
そして、
「車で行っていいですか?」
と聞いてみたところ、
「駐車場あるので大丈夫ですよ」
とのこと。
とりあえず「そないですか」とは言うてみたものの、貝塚遊廊跡は半分地元やさかい何回か行ってるけど、あそこに駐車場なんかあったっけな?とふと思ってみる。
ちゅーか、あんな狭い道にうちのプリウスは通れるんやろか?(汗
せやけど、百聞は一見に如かず、とりあえず行ってみるしかない!

で、マイプリを転がして行ってきたんやけど、
場所は知ってるものの念のためにナビ設定しといたら、「ここ曲がれ」ってとこが非常に狭い。
こんなのプリウスどころか車自体通れるかい!!!!
ちゅーところを曲がれって言われてもな~(汗
貝塚は空襲を受けへんかったさかい昔ながらの雰囲気を色濃く残してるんやけど、困ったことに道の幅も昔そのままなんがたまに傷。
強引に突っ込んでタダでさえ傷だらけの満身創痍なプリウスを余計に傷物にするわけにはいきまへん。
しゃーないさかい、ここまで来たらナビの市街地地図と俺のカンを頼りに道を通るしかなし。
かろうじて車が通れる道を見つけて通ったものの、プリウスの幅でいっぱいいっぱいの道幅。
対向車はおろか、人が一人でも来たらTHE END。
セルシオどころかクラウンでも確実にアウトでしょうな、この道やったら。
車で通ったら道がいかに狭いかがよーわかりますわ。

で、大事な大事なプリちゃんを何とか傷物にせんと「深川」まで到着したんやけど、何気に駐車場が店の横にあったりしました。
いや~、こんなとこに駐車場あったとは・・・今まで気付かんかった(笑


テーマ:雑記
ジャンル:ブログ

■■■ノムさん全集

ノムさんこと、今野球の楽天の監督しとる野村克也って、どうしても

「暗い」

ってイメージがつきまといます。
野球の同世代の、巨人の黄金期を築き上げた「太陽」の王や長嶋と比べて、ノムさんってどうも「月」ちゅーか影の存在みたいなイメージなんよな~と思います。
生まれも「京都」ながらも日本海に近い「裏京都」やし、活躍しとったんも今より影が薄かったパ・リーグ。
まさに「影」のために生まれてきたよーなもんかも!?
おまけに、ドラフトとかスカウトで野球界に入ったわけやない、むしろテスト生として入って努力に努力を重ねた苦労人。
これでよく性格ひねくれへんかったな、ちゅーくらいです(笑

で、最近ノムさんの本がやたら出とったりします。
先月に本屋に行った時、たまたま目についた

野村ノート(小学館)

ちゅー本を買って読んでみたんやけど、
野球ばっかし書いてるんかなーと思ったら、半分くらいは人生論やリーダーとしての組織論、
ちゅーか、野球論ちゅー名前の人生論の本ちゃうんか、ちゅーくらい、勉強になることが色々書かれとりました。
「これは面白いぞ、ちゅーかノムさんって暗いだけやのーて奥深いぞ」
と読んでみて素直に思った俺、
洪水のよーにノムさんの著書を買いあさってまいました。
他に買ったのは、

野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方(角川新書)

あぁ、監督 ――名将、奇将、珍将(角川新書)

野村の「眼」―弱者の戦い(ベストセラーズ)

などなど。
書いとることはけっこうダブっとるんやけど、一貫しとるんはやっぱし

「野球を通じた人間向上」

やったりします。
野球ばっかし出来ても野球バカやったら社会人として失格、まずは「一人の人間」として立派に生きよ、
ちゅー哲学のもと、ヤクルト・阪神・楽天で口が酸っぱくなるくらい選手に説いてるそーな。
ヤクルトの監督やった時は、それこそ毎日ミーティング、今日もミーティング、明日もミーティングの毎日やったらしいけど、
そこで教えとったんは野球の技術的なことはもちろんやけど、主に教えとったんは「人間として、一社会人としてどう生きるか」、
長い人生、野球選手である時間はほんの一瞬、引退した後はサラリーマンになるかもしれへん、解説者になるかもしれへん、そして引き続きコーチとかで野球に携わるかもしれへん、
せやけど何にしても必要なんは「人間力」なんや、ちゅーことを、
お山の大将とばかりに甘やかされ、周囲から天才とか怪童とか言われた野球選手に教え込んどったとか。
信じられへんけど、ノムさんが監督になる前のヤクルトの選手は新幹線に乗ってもマナーもクソもなし、
選手が乗った後の車内は子供が暴れた後のよーに食べ物や飲み物が散乱しとったらしいです。
それが、選手にミーティングでさんざんマナーについて教えた結果、そういうことがなくなったどころかチームの成績もみるみる上がったそうな。
大の大人が食い物をそのままにしとるって小学生並みやと思うけど、所詮野球しか教えこまれてへん大人の一般常識はそんなもんやろな、と。
まあ、これは野球選手に限らず今の大人のモラルを見たら「なるほどな」と納得してまうことも多いけどね・・・。

そして、ノムさんが選手に教えたもう一つのことは、これまた単純。

「考えること」

なんやって。
「このピッチャーにゃこないなクセがある」
「このバッターは初球から打ちに行く」
とかいうデータを重視して「ID野球」ってテーマを掲げたんは、野球ファンやったら誰でも知ってると思うけど、
意外にもノムさんに言わせたら、「来た球を打つだけ」「速い球を投げるだけ」の選手が多くて、
全然頭を使ってへんことが多いそーな。
野球選手の運動神経は元々ハンパやあらへんから、何も考えへんかってもある程度は打てるんは打てるんやけど、
それだけじゃいつか頭打ちが来る、ってことですな。
ノムさん自身もそれに悩んだことがあって、どないしても打率が伸びへん、ホームランの本数も増えへん、
監督に聞いても「勉強せい!」とだけ言われる始末。
さてどないしよか、と考えた結果が、

「考えること」

やったそーな。
ノムさん自身、「智と智をぶつけ合った」と言うとる選手が、
「神様・仏様・稲尾様」
と言われた、西鉄ライオンズ(今の西武ね)の稲尾和久。
稲尾のどこがすごかったんかと言うと、

1.コントロールが精密機械並みに良く、審判に「稲尾はコントロールがいい」って先入観を植え付けて味方につけた

2.おまけに球が速かった
(稲尾って「球は速くなかった」って言われとって、うちのオヤジも「稲尾はそんなに速くなかった」って言うとるけど、ノムさんに言わせたら「とんでもない」そーな)

3.変化球、特にスライダーのキレが抜群やった


ことらしいけど、
中でもノムさんを苦しめたんは、

4.フォームに全くクセがない

ことやったそーで、当時のピッチャーってストレートを投げる時と変化球を投げる時、
そして内角を投げる時と外角を投げる時とかでフォームにクセがあるらしゅーて、
ノムさんは「研究して」「考えた」結果それを読んで打てるよーになったんやけど、
どーしても稲尾だけは打たれへんかったそーで、その原因が4.やったそうな。
とにかく内角を投げる時も外角を投げる時も、変化球を投げる時もフォームが全く同じ。
せやけど、「智」を働かせた結果稲尾のわずかなクセを見抜いて打てるよーになったそうですわ。
せやけど、「野村は研究しとるで」とチームメイトの杉浦が稲尾に口を滑らせてしもたらしゅーて、
稲尾はそのクセをすぐに修正、ノムさんの努力は全部水の泡になってしもたそーな。
せやけど、ノムさんは「なら上の上をいってやる」と研究に研究を重ね、稲尾も「そうはさせるか」と対抗、
まさに「お互い知力を尽くした」戦いやったそうです。
オールスターでも、稲尾も「野村との腹の探り合いに全神経を使ったので、対戦相手のことは全く記憶にない」って本に書いてたしな~。
せやけど、稲尾はどないしてそのクセを修正していったんか、は全く語らんまま亡くなってしもたさかい、ノムさんも「それだけはせめて聞きたかった」と悔しがっとります。
ちなみに、当時の西鉄のキャッチャーも、地味ながらなかなかの技巧派でリードが上手かったそうな。

ノムさんに言わせたら、清原とか落合はおろか、(WBCの前の)松坂でさえも「天性だけで野球をして『考える』ことをしていない」と厳しい言葉で、
天性だけで野球をしてバカスカ打てるのは長嶋と王とイチローくらいだ、と言っとります。
王とイチローの場合は、努力を重ねた結果独特の勘と野球センスが生まれてそれが成績に表れているんは書くまでもないけど、
長嶋だけはノムさんが全知全能を尽くしてもどうしようもなかったそーですわ(笑
中でも面白かったんは、ノムさんはキャッチャー時代に「ささやき戦術」をして心理的にバッターを動揺させたんは有名やけど、
それが全く通用せーへんかった選手が3人おったそーな。
それが王、長嶋、そして張本で、張本は「ささやき」をした途端バッターボックスから外れたり構えなかったりして試合が進まない、
王は雑談には乗ってくれるけど、すぐに集中力を高めてきて打たれる、
そして長嶋はというと・・・。
ストレートを意識させよーと「こりゃ変化球は危ない、投げられへんな」とささやいても、
「やあノムさん、元気?♪♪♪」
と、「あの調子」で全く関係あらへん返事が返ってきて会話にならんかったそーな(笑
それに比べたら、ヤクルトとの日本シリーズで、テレビでしきりに「内角攻めるぞ」と言って内角を意識させて、ノムさんと古田に封じられたオリックス時代のイチローは、長嶋に比べたら扱いやすいちゅーことだそーですわ。

テーマ:雑記
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