のぶログ (THE WEBLOG WITH OSAKA DIALECT)

大阪人の、大阪人による、大阪人のため・・・だけやないBlogでっせ。 愛車プリウスのこととか以前住んでた中国のこととか、色んなことを大阪弁トークでハイパーテンションで書いていきまっせ〜。

タオフー

daofu


ちょっと時間があったさかい、またパソコンの中の画像整理してたら、
またおもろい写真を見つけてきましてん。

 「おいおい、この写真逆さまやん!」 

いやいや、逆さまやおまへんで。ちゃんと向きはおーてますで。

 「ほな、『福』の向きが逆さまやん!」 

まあ、そういう解釈もできまんな。
これ、中国とか台湾・香港、上手くいけば横浜とか神戸の中華街でも見れて、「あれは何なの?」ってホンマよく質問される中国の素朴な疑問なんやけど、
素朴な疑問のままそのまんまにしてる人もおるかもしれまへん。

これは、間違って『福』を逆さまにしてるんやなくて、わざと逆さまにしてまんねん。
これを中国語で「タオフー」言いますねん。
漢字で書いたら「倒福」「到福」の2通りの書き方があるんやけど、
これに中国流掛詞(かけことば)が隠されてますんやわ。

まずは「倒福」。
これは直訳したら「福を逆さまにする」ってことだす。
まあ画像のまんまでんな。
そしてもう一つの「到福」。
これは漢字を見たらわかるように、「福が到着する」、つまり「福がやって来る」って意味ですわ。
どういうことかと言うと、
「福を逆さまにする」ことによって、「福がやって来る」。
つまり、「福(幸せとかお金とかいろいろ)がやってきますように」
っちゅーおまじないなんですわ。
それを、福を逆さまにする「タオフー」という言葉と、福がやってくる「タオフー」という言葉を掛けてますねん。
ちなみに、この「タオフー」は中国じゃちゃんとした漢字として登録されとります。
上にも書いたけど、中国とか台湾はもちろん、世界中のチャイナタウンでもよく見るさかいに、今度中国とかチャイナタウンに行くことがあったら見てみてくんなはれ。

あと、もう一つ中国で見るのが、「喜」という漢字を左右二つ合わせたものやな。

喜喜

って感じの漢字なんやけど(←ダジャレやおまへんで)、
これは「喜びが2倍になるように」っちゅー漢字ですねん。
結婚式場に行ったらこれが会場のいたるところで見ることできまんねん。
タバコ吸う人やったら、中国にこの漢字そのまんまの銘柄のタバコがあるさかい、ネタに買ってみたらどないやろ?
ちなみに、これも中国じゃちゃんとした正式漢字でおま。

日本と中国、漢字でつながって、漢字で会話ができる世界唯一とも言える存在なんやけど、
漢字の故郷は中国、そりゃ間違いないことですわ。
日本に漢字が「輸入」されたんは、3世紀とも5世紀とも言われてはっきりせーへんのやけど、
この漢字から日本独自の漢字である「ひらがな」「カタカナ」が生まれたんは言うまでもおまへん。
でも、中国じゃいろいろあって語彙の増加が1000年以上ストップしてもーたのに対して、
日本は明治時代に急激に西欧の文化・思想なんかが入ってきて、
それを翻訳するために偉い人たちが頭を働かせて、いろんな漢字語を生み出しました。
「政治」「経済」「社会」「哲学」「歴史」・・・キリあげたらブログがいっぱいになりまw
意外に思うかもしれへんけど、こないな言葉、明治時代以前の日本にはもちろん、中国にもなかった言葉ですねん。
こうして日本で生まれた近代用語、日本に留学してた中国人留学生がいわゆるカンニングで中国に逆輸入しましたんやわ。
これも意外に思うかもしれへんけど、「中国」を「中国」って呼ぶことになったんも、実は日本生まれですねん。
「中国」って言葉は昔からあったんやけど、「国」は古代中国語では「大きな都市」って意味であって、そのまんま「国」って意味やなかったんですわ。つまり、古代中国語で言う「中国」って、「真ん中にある大きな都市」、つまり『首都』って意味でしてん。
それをいつの間にか日本が「中国」のことを「中国」って言い出したんやけど、今は少々差別用語になってもーて文字変換にも出てこえへん「支那」も併用してましてん。
一般的に「支那」を使うことが多かったみたいやけど、どう使い分けてたんかは知りまへん。
ほな、中国人は自分の国のことをどう呼んでたのか、
実は、呼び名ってなかったんですわ、明治時代まで。
「中華」って言葉はあったものの、これは周りの蛮族と区別するために生まれた概念語で、当時中国人は「国」とか言う概念すらなかったさかい、呼び名なんてありゃしまへんわな。
そして日本人が「支那」とか「中国」とかゆーてるのを聞いて、
「それってワシらが住んでるとこのことかいな?」
っちゅーわけで、自分らも「支那」とか「中国」って言い出したってわけですわ。
それを留学生が中国に持って帰って、次第に本場でも広がっていったってわけだす。

で、ここに外国語を勉強するヒントが隠されてるっちゅーわけやけど、
外国語の勉強は、ただ単に言葉を覚えるだけやおまへん。
そんなんやったらコピュータの方が勝つに決まってますやん。
言葉は文化の肉の一部やっちゅーのがワシの考えなんやけど、
言葉を勉強するにあたっては、こういう歴史を勉強したら、より勉強がおもろなりまっせ。
更に外国語っちゅーのは密接につながってて、
もちろん日本語と中国語も漢字っちゅーソフトウェアでつながってるのはもちろん、
文法的にもつながっとります。書くとまた長くなるさかい、それはまた今度書いてみますわ。
これに関連して、英語を勉強する人によく言ってることなんやけど、
「英語上手くなりたかったら、フランス語もちょっと勉強しなはれ」
ってゆーとります。
なんでやねん?と言うと、今の英語はフランス語と密接にリンクしとって、
フランス語を知識として勉強しといたら英語をより深く理解できるんですわ。
どうリンクしてるかは、英語やイギリスの歴史を勉強したらわかることやさかい、ここでは話しまへん。
こないなちょっとした歴史背景を勉強するだけで、一見全然関係あらへんように思える外国語と歴史が相互リンクして、
深く外国語が理解できるし、教養も深まるしで、勉強がより楽しくなりまっせ。
厳しい言葉で言わせてもらうと、
文化背景を理解してない外国語は、外面だけブランドもんで固めて一見良くても、中身は空っぽな人間と同じや思っとります。
言葉を通して文化を理解し、相互リンクさせてはじめて、外国語ベラベラて言う、これがワシの外国語哲学だす。
別窓 | 中国よろづ徒然草 | コメント:4 | トラックバック:0
∧top | under∨

便乗はん、ゾクゾク

例の阪和道の銃撃事件、どうやら便乗はんがいっぱい出てるようで。
厚木でまた路線バスに異物 けが人なし、投石か

「割り込んだ車に腹立て」エアガン向けた35歳男逮捕

他に、大阪でも一件、エアガンによる事件があったみたいでんな。
こりゃ、うかうか車の追い越しもできまへんがな。
気にしないゆーても、今日運転したらけっこうピリピリしてもーたやんけ。

数ある(!?)事件の中でも、アホかと思ったのは以下の事件だす。
乗用車に向けエアガン、撃った男が謝罪

後悔するくらいなら打つなよ(^^;)
っちゅーか、車にエアガンを常備しとんのかいな、怖いなー。
この事件が象徴するように、どうも最近後先を考えられへん人が増えてるみたいでんな。
この事件を例に取ると、

エアガンを打つ→車に穴が空く→器物損壊→犯罪→捕まる

ってパターンなんやけど、こんなことも考えられへんのかな?
カッとなるのはわからんでもあらへんし、カッとなるのは誰でもあることやけど、
そのカッとなるのを制止するのは理性だす。理性を持つ、これも人間が人間である特徴の一つやと思ってま。
カッとなってそのまま暴走するんは、サルと変わりありまへんでー。
たぶん、被害者との間に修理代の全額負担とかで話がついたから、
告訴せーへんようになったと思うけど、
被害者はんはさぞかし苦虫を噛む思いしたやろなー。

このブログを見てる健全な方は、いくらむかついてもこんなことしないでね。
別窓 | 大阪弁で語りまっせー | コメント:8 | トラックバック:0
∧top | under∨
| のぶログ (THE WEBLOG WITH OSAKA DIALECT) |